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2018年6月11日 (月)

『日本鉄道美景』を読む

テーマは、
 ・田
 ・川
 ・海
 ・湿原
 ・湖沼
 ・山
 ・桜

写文集。

 

Photo_3こんな喫茶店で読み始め。

鉄路は勾配に弱い。
高低差は35パーミル(35/1000)以下。
カーブにも弱い。
ポイント部でも、曲線半径は100メートル以上。

したがって、鉄路は直線と大きなカーブの細長い ほぼ水平面として敷設される。

その細長く、そして曲がった水平面が、
・田の中を
・川を渡り
・海からの霧に埋もれ
・湿原の風に吹かれ
・湖沼に沿って
・山から吹きおろす吹雪に白く
・桜の花を散らし
47景。

見開き2ページを使って、朝日の、夕日の、昼の、夜の鉄路のある風景を見せてくれる。

本夕、読了。

列車の姿は控え目に、目立たず撮られている。
引いて広く撮った写真。
写真面積に列車の占める割合は、1%もない。
列車が写っていない写真さえもある。

私のよく知る室蘭本線大岸駅付近の風景もある。
東の高い所から広く俯瞰した風景。

長万部から東室蘭間の噴火湾岸に沿っての室蘭本線は、海が迫り山が迫りで、その山の斜面に取り付いて三脚を立てるアマチュア鉄道写真家は多い。
このショットもそれ。
しかし、プロはやはりプロ。
冷静な眼だ。

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