『ググってはいけない』を読む
10年ぶりに広辞苑が改訂され、その出版は来年の1月。
改訂版には1万語が追加されたそう。
その追加分には漏れたが〝ググる〟も収録語の候補として検討されたようだ。
〝サボる〟・〝アジる〟は すでに広辞苑に見出し語として収録されている。
同様に、〝ググる〟も普通語として認められ、広辞苑の次の10年後の改訂版では見出し語として収録されることだろう。
こんな喫茶店で読み始め。
ネット社会は、〝普通のヒト〟が、
芸術家(のつもり)に
写真家(のつもり)に
評論家(のつもり)に
パフォーマー(のつもり)に
その他モロモロ(のつもり)になれる世界。
〝普通のヒト〟が、〝普通でないヒト〟にもなれる世界でもある。
よって、インターネット上にある情報にはガセが実に多い。
検索にかける言葉があげられ、それによってGoogleで引っ掛かる話・画像・動画が本書に並ぶ。
ガセかどうかは、本書を読むことで分かる。
本書に掲載されている130本のほとんどがグロ。
痛い・苦しい・不潔・欠損・変形・恐怖・・・
それを体験したいヒトはいない。
しかし、ヒトは何だかんだ言って、
痛い・苦しい・不潔・欠損・変形・恐怖・・・
を見たいわけだ(^^;
本夕、読了。
ヒトは覗きたい動物。
ヒトは隠す動物。
で、ヒトはさらけ出す動物でもある。
インターネットはガセの多い世界。
拙ブログがいい例。
釣師のつもりの私が、口から出まかせ・ウソ八百億。
覗いて、隠して、さらけ出して、ガセネタの発信源となっている(^^;
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