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2017年8月19日 (土)

『カラスの常識』を読む

車の進行方向前方にいるカラスは、車が近付くと隣の車線に避ける。
カラスは車線の意味を知っている(ような気がする)。

絵鞆のカラスは、岩壁からカラスガイを剥ぎ取り、それを高いところから落としてカラを割る。
貝殻の中には食べ物があることを知っていて、その取り出し方も知っている。
ただし、生きた貝からエサを得るには、時間が掛かる。
だから、滅多にやらない。
もっと楽をできるエサ場を知っているのだろう。

 

Crowこんな喫茶店で読み始め。

著者は生態学を専攻した後、番組制作会社に就職。
NHKの自然番組の制作に多く携わったヒト。

カラスはヒトに近いところに棲むから、我々の目にもよく入る。
題名の通り、内容は『カラスの常識』。
本書に書かれている程度のことは、我々をそれほど驚かすものではない。

私の読んだのは第4刷本。
4刷目なのに、著者も編集者も校正の怠慢が過ぎる。

例えば、以下。

東京23区から出る生ゴミは年間65万トン。
カラスの食餌量は1日100グラム。
著者は、「これを元に単純計算する」と書き、23区の生ゴミで、
一億七八0八万羽
のカラスが生存可能だとはじく。

ひと桁おかしい。
一七八0万羽。

ほかにも、おかしな記述がある。

本夕、読了。

教科書として使うのにふさわしいのは誤記・誤植の多い本だ、と言った教師がいた。
本も、教師の言うことにも、無邪気に信用せず、疑問を持ち、確認することで学生は鍛えられると。

教師の怠慢のような気がしないでも・・・(^^;

 

170819今夕、KON-chan号を下架・係留。
日が沈み。もうじき水平線から赤色が消える。

今日 出航した艇長らの言は、「いない」、「ひとアタリもない」等々。

他の釣り人の言うことを、信用せず、疑問を持ちっていう態度は、私の常(^^;
氷を20キロ搭載した(^o^)

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