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2017年4月21日 (金)

『「プロとアマ」ここが違う!』を読む

芸術家や芸能家や工芸家が、
『この道は一生勉強です』
みたいなことを言う。
ってことは、その道でメシを食っているヒトの今日現在の芸なりワザなりは完成途上だということになる。

プロなら、ンなことは言わないで欲しい、というのが私の気分。
『一生勉強です』では、生涯 完成しない。
完成途上だと認めるような芸・ワザを、プロたる者が我々に披露して良かろうはずがないじゃないか。

もっとも、『一生勉強です』などと言えるのは、すでに最高度の芸域に達しているヒト。
このフレーズを言い出すようなら本物。
で、このフレーズは照れ隠し。

 

Proamaこんな喫茶店で読み始め。

アマチュアはしょせんアマチュア。
それでもちょくちょく、
・プロ並み
・素人離れ
・玄人はだし
のヒトに出会う。
器用のレベルがハンパでなく、その道でメシを食っているヒトのレベルをしのぐヒト。
確かに いるなァ。

本書には、〝一生勉強〟が必要な〝プロ〟は収められていない(^^;
そんなスゲぇ―話はなく、『アンタたち知らなかったでしょ。 ホントはこうなのよネ』って程度の話。

例えば、
・ジェットコースター:アマは最前列に座るが、プロは最後尾に座る
・洗髪:アマはいきなりシャンプーするが、プロは最初に湯洗いする
・バス旅行:アマは前か後ろに陣取るが、プロは中央に座る

こんなのもある。
・アマは木曜日に仕込むが、プロは水曜日に仕込む
仕込むというのは〝釣り情報〟のこと。
好釣としたければ、釣り情報は水曜日に得るべきだという主張。

かなァ(^^;

本夕、読了。

なお、〝ホントはこうなのよネ〟を裏付ける理論なりデータなりは示されてない。
この本を作ったのはアマチュア以下のヒト。
ただし、この本を流通経路に乗せたのは間違いなく販売のプロ(^^;

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