『そうだったのか!』を読む
原題は『THE SCIENCE OF EVERYDAY LIFE』。
『日常生活の科学』くらいの意味だろう。
『見慣れたものに隠れた科学』という本書の副題が原題にミートする。
こんな喫茶店で読み始め。
原著者はカナダ人のサイエンスライター。
カナダ放送協会のサイエンス番組のホストでもある。
社会主義連邦共和国時代のソビエトからは、読者層が義務教育課程在校生あたりの科学啓蒙書がたくさん出版されていて、その日本語翻訳本もたくさん出ていた。
本書のレベルも似たようなところ。
テーマは24。
整理されたデータが示されていないテーマがあったりして、24テーマ全てに〝そうだったのか!〟とスッキリとした読後感を得られるわけではない。
しかし、
○騒がしいパーティ会場で二人で静かに語り合うには?
○ぬいぐるみの顔がかわいいのはなぜ?
○あなたは他人の顔をどう見分けているのか?
などなどを、この程度の本で理解しようというのはハナから無理なこと。
本夕、読了。
この程度の本で理解しようというのはハナから無理なことなのだが、この程度の本で理解したつもりになってしまうのが、私のような読者(^^;
これを読んだことをきっかけに、もう少しマシな本を読もうとチラっとでも思えば大した人物になれそうに思う。
が、この程度の本で理解したつもりになって終わり(^^;
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