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2017年2月24日 (金)

『科学捜査の事件簿』を読む

〝コンピュータにかける
という言い方を、今でも するのだろうか。(注)

犯行現場に残された指紋を、データベースに蓄えられた指紋と照合する。
捜査の現場では、指紋の照合をする際に、〝コンピュータにかける〟みたいな言い方をするような気がする。

 

Photoクハ789の窓側席で、読み始め。

〝指紋の照合〟とはどういうことか?
そもそも、かけるコンピュータが無かった時代、指紋の照合はどのように行われていたのだろう。

日本における指紋のデータベース化の始まりは、1908(明治41)年。
その時から、今に至るまで、指紋照合の方法の基本は変わっていない。

日本では、年に3千件の犯人割り出し、12万件の前歴・身元確認のための指紋照合が行われているそうだ。
データベースにある指紋は600万。
その照合のためのチェック点は12。
指紋の12ヶ所だけのチェックで絞り込むので、候補は何十と出てくるのだと思う。
最後のステップは、マンパワーなんだと。

本夕、読了。

(注)
この〝コンピュータにかける〟のかけるは、〝はかりにかける〟、〝裁判にかけるなどのかけるに使い方が近い(ように思う)。
〝鍋を火にかける〟とか〝エンジンをかける〟のかけるとは用法が違う。

もちろん、〝サカナをかけるかけるとは全然 用法が違う(^^;

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