秋山を歩く 3
日が短くなり、すでに当地では日出から日没までの時間は10時間半を切っている。
西からの風が強い日は、吹き下ろしも冷たくなってきた。
この秋は、この吹き下ろしの風の冷たくなるのが早いように感じる。
まァ、山を歩けば汗が出る。
登り:西尾根コース
下り:水元沢コース
10月10日の反対回り。
【画像:1枚目】
ペトトル川の源流をひとまたぎして、登りに取り掛かる。
【画像:2枚目】
室蘭岳は、森林限界標高に届かない低山だが、それでも700メートルを過ぎると疎林域となり、それがすっかり枯れて見通しがいい。
入山まもなく、足元に雪が見え始め、750メートルを過ぎたあたりからは踏むと音のする硬い雪になった。
【画像:3枚目】
山頂にて。
上で、〝山を歩けば汗が出る。〟と書いた。
しかし、寒風強く、汗もかかない。
山頂寒暖計は氷点下1℃。
【画像:4枚目】
水元沢コースでは、150メートルも高度を落とすと雪は見えなくなった。
西尾根では見えなかった色付いた葉が、水元沢には残っている。
この画像の少し上。
お茶を点てている山ガールに出会った。
茶の湯の作法を私は知らないけれど、一人の時間を邪魔をする野暮は、私でもそれはしない。(注)
が、私の靴の下で、落ち葉が鳴る(^^;
【画像:5枚目】
滑滝。
【画像:6枚目】
渡渉を繰り返し、鷲別川の源流を下る。
流れの底も、秋色が深い。
山歩き時間3時間50分。
19227歩。
全給水量は、
・100CC
西尾根825メートルピークで、
・寿製菓 出雲のお福わけ ぜんざいおこし 1枚
(注)
山で携帯ミルで挽いてコーヒーを淹れている人を見ることがある。
どころか、生豆を煎るところから始める人を見たこともある。
山は、お茶を飲むには最高の場所。
コメント
一昨年、有珠山に登った時、麓近くの山の中は
あまーい香りが立ちこめていた。何の臭いなのかは
判らないけど、秋の頃の特有の臭いなんでしょうね。
この香りの中で、コーヒーを飲んで一服するのは
頂上に行くより、気持ちが良いですよ。
エゾリスや、野鳥がせわしなく、行き来していましたね。
今年は、山は2回くらいしか行けませんでした。
来年は、もうすこし時間を取りたいと思ってます。
投稿: oxy | 2016年10月31日 (月) 06:35
金曜日、退勤真っすぐタイヤ館。
冬タイヤを購入すると言っても、激混みで対応不可。
翌日も受付順、かつ予約車がすでに多数だというので、土曜日、近くのGSでタイヤを入れ替えました。
家人の分と2台、2時間半待ちました。
履き慣らし気分で倶多楽湖まで走ってきました。
倶多楽湖公園線は素晴らしい紅葉で、枯れ葉が映画のシーンさながら木から離れて舞い落ちていましたね。
国際線に乗って、成田で飛行機から出た瞬間、ほんの0.1秒か0.2秒、醤油の匂いを感じます。
福岡だとトンコツ、これは5秒以上感じます。
新幹線で小倉駅に降りると、もっと長く、1分以上、トンコツの匂いを感じます。
以前、自転車通勤をしていたのですが、通退勤路に焼鳥屋が何軒もあり、腹を減らしているところに、あの匂い、あれは堪りませんね。
風呂を沸かしている匂いも分かります。
山で飲むコーヒーはウマイですねェ。
ガリガリっと携帯ミルで挽いている人いるんですよ。
香りも音もウマそうです。
投稿: KON-chan | 2016年10月31日 (月) 10:20
私は寒さに超弱く、汗で風邪をひく可能性が
あり、残雪の候まで山はお休みします (;一_一)。
投稿: きーさん | 2016年10月31日 (月) 15:47
きーさん、こんにちは
低山とは言っても室蘭岳の800メートルから上は、もう冬ですねェ。
同じ気温でも、冬から春になる時よりも秋から冬になる時のほうが、はるかに寒く感じます。
無理して、上がる必要はありません。
また、今時期は中途半端な雪の量なので歩き辛いです。
雪がしっかり積もると、ルートさえ失わなければ、むしろ夏より歩きやすくなります。
ただし、この〝ルートさえ失わなければ〟というのが大変に難しくなるのですが。
私は釣りも山も年中無休のアホンダラ、雪の積もるのを待っています(^^;
来春、室蘭岳の山頂でお会いしましょう。
投稿: KON-chan | 2016年10月31日 (月) 19:41