『文藝春秋9月号』を読む
誌中の広告が洗練されている。
例えば、資生堂のPR紙面。
女性フェンシング競技者(フェンサー)と若い女優の対談。
美容の話も商品名も出てこない。
例えば、レストラン嘉門(帝国ホテル最上階のレストラン)のPR紙面。
『音まで、お召し上がり下さい。』とあって、店内に音楽を流していない理由が語られる。
例えば、天一(天ぷら料理店:札幌東急デパートにも支店がある)のPR紙面。
カッパがウチワを持って座っている。
かたわらに蚊取り線香。
そして、『油断大敵』とあるだけ。
こんな飯屋で読み始め。
新しい情報を得る雑誌ではない。
すでに知っている知識・情報、ブランド・味・企業のセンスの表現力を知る雑誌。
これらの表現が気取っていてはいけない。
しかし、気取っていないと本書にはなじまない。
ということで、私のようなものが手にするのははばかれる。
ましてや、飯を食いながら読むってのは(^^;
まァ、それがKON-chan流(^^;
本夕、読了。
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