春を食う
昨日のこと。
稀府岳に入山し左右が背の高いササの登山道を歩いていると、前方からの4人パーティがフキの詰まったレジ袋を両手に。
私に、
「下りる時に採ってくるといい。たくさんあるヨ」
と。
この山はフキ以外にも採れる山菜があるようで、私にもフキとコゴミが見えた。
脚が動きを止めるのを嫌がっていたので、脇には寄らず、結局、手ぶらで下りてきたが。
ウド。
これは山道からは見えなかった。
shinyaさんからの頂きモノ。
キンピラと酢味噌和えにしてみた。
いずれも私の作。
ごちそうさまでした。
コメント
こんばんは!
山菜は嗜好の差が大きい食べ物なので、進呈するのに勇気のいる食材でもあります。タランボは化けておりました。友人に山岳渓流の釣りと山菜採りのプロが道南におります。勝手ながら進呈いたしますので、よろしかったらお試しください。
投稿: shinya | 2016年5月10日 (火) 22:06
shinyaさん、こんにちは
おいしく、いただきました。
どうもありがとうございました。
ニセコの山に入ると、脇にそれる方向にササが刈られていたり、倒れていたりするところをあちらこちらに見ます。
タケノコ採りの跡ですね。
一度、その笹薮の奥で明らかに四足の黒い物が動くのを見て、冷や汗をかいたことがあります。
クマ。
なので、ホイッスルをくわえ、胸ポケットに入れている小さな折りたたみナイフの刃を立て、ファイティング姿勢で構えました。
私も、なかなかやるもんです。
で、ガサガサ、ササを揺らせて薮から出てきたのは、ホーマックなんかで売っている雨ガッパを着た四つん這いのオジサン(^^;
私、ナイフを構えたまま、そのオジサンに言いました。
「黒装束で藪に入らないで下さいよォ」
山菜採りで遭難したオバアチャンの捜索に参加したことのある人の話を聞いたことがあります。
捜索隊がオバアチャンの名前を呼びながら近くを通っても返事をしなかったと。
自分の畑のありかを知られないようにするためのようで、捜索隊が通り過ぎてから姿をあらわしたのだとか。
彼、笑って言うには、
「バアサン、リュックと前掛けに収穫物をしっかり詰めて出てきたサ」
山菜採りも大変な世界のようですね。
どうぞ、お気を付けて。
投稿: KON-chan | 2016年5月10日 (火) 23:56
稀府岳って、登ったこと無いけど
どんなところでした?
太陽の園のところから?
投稿: oxy | 2016年5月11日 (水) 07:08
OXYさん、こんにちは
太陽の園は伊達紋別岳のほうです。
稀府岳はほんの4、5年前に開かれたようです。
笹が綺麗に刈り分けられていて、気持ち良く歩けました。
伊達緑ヶ丘高校の前を通って高速の下を通過。
舗装道路が砂利道に変わる所を左折、ほんのちょっと走ると廃屋。
そこを右折。
突き当たると養鶏場ですが、その手前200メートルくらいの所、右が入山口です。
廃資材置場のようになっていますが、入山届記帳ポストもあります。
15分ほど鬱蒼とした山道を歩きますが、その後は、笹の背丈が落ち見晴らしのいい登山道が続きます。
ニセコのゴツゴツした足元と違って、実に快適でした。
伊達紋別岳とそっくりの山で、札幌のパーティとすれ違いました。
山頂からの見晴らしもいいです。
伊達紋別岳と違って洞爺湖が見えないですが、室蘭港は室蘭岳から見るより雰囲気良く見ることができました。
西尾根を歩くより、ずっと楽でした。
天気のいい日にでもどうぞ。
投稿: KON-chan | 2016年5月11日 (水) 08:20
そーですか、大昔、登ろうと高校のまえの道をいったら、採石場のようなところで、行き止まりでした。
了解です。今、グーグルで見てみました。
なんとなく、判ったような気がします。
来週でも行ってみようかな?
投稿: ja8oxy | 2016年5月11日 (水) 09:03
伊達紋別岳と稀府岳はとてもよく似た山です。
長さも同じくらい。
有名な山ではないので全然期待せずに入ったのですが、どちらも室蘭岳以上に登山道が整備されて中腹から上はトッカリショの馬の背のような雰囲気でした。
どちらの山も、スミレの仲間が目を楽しませてくれます。
今日はこれから札幌です。
雨ですねェ(^^;
投稿: KON-chan | 2016年5月11日 (水) 12:44