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2015年11月 6日 (金)

『驚異の小器官 耳の科学』を読む

人体(に限らず、生物、宇宙)は、実にうまくできている。
〝進化〟という言葉は科学的に聞こえる。
しかし、〝進化〟という過程だけで我々の体ができ上がったのか。

耳鼻咽喉科医の書いた〝耳〟の話。
〝進化〟の結果得た我々の〝耳〟。
筆者はその〝進化〟を〝奇跡〟と表現する。

 

Book_4こんな喫茶店で読み始め。

音(楽)・言葉の聞き分けは脳の機能。
騒音中でも自分を呼ぶ声は聞こえること、飛行機のエンジンそばの席でも眠れることなどに、筆者は科学的な説明をしてくれる。

ブルーバックス。
素人相手の本だ。
なのに、編集者はこの本を作るに当たって、素人読者ほどの読み込みもしていないように思える。

本書のはじめのほうは、耳の機能・機構を説明する大事なところ。
その部分に、専門用語の説明がされない内に話が進んでしまうところや、本文中に書かれている耳のパーツが図中では示されていなかったりが幾つかある。
素人に読み捨てられる雑学本だが、にしても・・・(^^;

我々の得た〝耳〟は〝奇跡の器官〟なのは確かだ。

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