『ほんとうに使える数学 基礎編』を読む
qqq@何とかかんとかプロバイダ.co.jp というメールアドレスを持っていたことがある。
某社がネット接続業から手を引いたため、このアドレスは使えなくなったのだが。
ところで、qqqの〝q〟はアルファベットの17番目の文字。
17は2・3・5・7・11・13・17・19・・・と続く7番目の素数で、前四つ、2・3・5・7の合計は17(^o^)
qqqはq×q×qのこと。
17×17×17は4913。
で、4+9+1+3が17(^o^)
17を2進法で表すと、シンメトリー。
〝10001〟(^o^)
みたいなことは、この本に書いていない(^^;
じっぴコンパクト新書(実業之日本社)。
副題は、『教科書では教えてくれない!』。
こんな喫茶店で読み始め。
日出から日没まで竿を握った翌日も日出前に目覚めることのできる体力を持ち、釣りのうまいヒト。
多分、10キロを45分以内で走ることのできる体力の持ち主だろう。
そんなヒトが、その上さらに語学と数学に秀でていれば、生きる世界が随分違うだろうと思う。
私、釣り・体力・語学・数学、どれもダメ(^^;
本夕、読了。
本書中の話題のひとつ、ハッピーマンデー制度。
'98年に成人の日と体育の日が、
'01年に海の日と敬老の日が、
それぞれ固定されていた日から月曜日に移された。
著者は、それにより授業が組みにくくなったという。
だけど、ンなことは、ハッピーマンデー以前からのこと。
学校行事を土日に行い月曜を代休とすることは、前々からあったのだから。
てなこといって、本を閉じてしまってはいけない。
これは著者の前振り。
だからということで、365日にどのように休日を割り振るかということを、数学者らしく考察する。
しかし、この考察結果は教育の現場では、絶対に受け入れられないだろう。
なぜなら、3連休が激減するから。
そもそもハッピーマンデーは3連休を増やすことが狙いなのに、著者は数学の話に持ちこもうとして、いかにバラバラに休日を配置するかというハッピーマンデーの目的から大きく外れた考察を始めてしまう(^^;
むしろ、次のことが興味深い。
このハッピーマンデー制度、レジャー支出を増やして、景気を浮揚させる狙いもあった。
ところが、制度成立以降、3連休が増えたのに、国内宿泊旅行者は増えるどころか減っている。
狙いが外れている。
外れるのは、よくある話。
我が仕掛けは、魚のいるところから外れて沈んでいくのが常(^^;
コメント