『絵図で読み解く 天災の日本史』を読む
羊蹄山に登るつもりで、昨夜は京極町に宿をとった。
【画像:上】
山頂への長い登りの、京極コース登山口がここ。
右手30メートルに、入山届けポストがある。
小雨は降り止まず。
1400メートルから上は雲が取れず、山すそ かなり低くから間断なく雲がわく。
あとはザックを背負うだけ。
と、登山準備を整えて様子見を続けたが。
結局、山歩きの一歩もなく、8時、登山靴を脱いだ(^^;
【画像:下】
別冊宝島。
宝島社からの出版物は、イロモノ・ゲテモノ・博学モノ。
いずれにしても軽い、疲れない・・・
というのが、私の勝手な感覚。
今日のような日に手にするには、ふさわしいような。
いや、ふさわしくないかァ(^^;
こんな飯屋で読み始め。
最古の文字だって、さかのぼることができるのは6千年に届かない。
30年でつないでいったとしても、200代。
地球の歴史に比べて、人生も人の歴史も短い。
だから、地質学的スケールの時間の長さで、人は考えられない。
人は誰でも死ぬが、明日の朝、必ず目をさますと信じて今夜の眠りにつくのと同じ。
地震、台風、火山。
日本の宿命。
特に地震と火山は、場所と規模が歴史に残っているのと同位置・同レベルだとしても、それが東京、それが富士山なら、歴史残っているのをはるかに越える厄災を我々にもたらすだろう。
大航海時代の先頭にいたポルトガルが、リスボン地震以来すっかり精彩を欠いたように、日本もなる。
それが始まるのは、500年後かもしれない。
今夜かもしれない。
今夜かもしれない、
が、明日の朝も、私には今朝と同じ気分の目ざめがあるはず。
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