『釣魚をめぐる博物誌』を読む
角川選書。
著者は魚類生態学を専攻した人で、産経新聞編集委員。
自社紙土曜夕刊に5年間連載された「釣然草」に手を入れたもの。
こんな喫茶店で読み始め。
カウンター席。
私のすぐ横に座ったのが、リクルートルックの女子大生(だと思う)。
靴を脱ぎ、両足の小指あたりを気にしている。
で、バッグから出したピンクのクロックスサンダルに履き替えた。
ヒールのある革靴での歩きに、慣れていないのだろう。
慣れていないのは、ヒールのある革靴だけではないようだ。
脚の皮膚が、ナイロンにも慣れていないようで。
次の行為に、私は大いに驚かされた(^^;
この女性、私がすぐ横にいるにも関わらず、スカートの中に両手を入れた。(注)
そして、ストッキングを脱いで丸めてバッグに入れた。
この間、2秒。
いや・・・
私、何の話をしていたンだっけ(^^;
この本の著者の教養の範囲は実に広い。
ってなことを書こうと思っていたのだが・・・
止めた(^^;
(注)
会田雄次の『アーロン収容所』を思い出した。
ビルマで終戦・降伏後、英国軍管理の捕虜収容所で過ごした経験の書。
英国陸軍士官宅での作業。
士官夫人は、彼の前で何の気兼ねもなく服を着替える。
目が細く小さくてやせたモンゴロイド。
しかも敗戦国の元兵士。
英国人から見ると、それはヒトではない。
ヒトではないから、その目前で裸になるのに何のためらいも起こらない。
というようなことが、『アーロン収容所』には書かれていたように記憶している。
隣に座った彼女。
彼女から見たら、私はヒトでも何でもない。
と、いうことなのだろう(^^;;
コメント
こんばんは!
喫茶店の室内気温が高かったのではないですか?
投稿: shinya@メインハウス | 2015年5月17日 (日) 21:33
shinyaさん、こんにちは
あァ、ということだったのかも知れません。
ましてやお嬢さん、リクルートスーツを着ているし。
野球のルールでは、審判は石ころと同じ。
審判にボールが当たっても、ボールデッドとはならない。
ホントは、ンなところだと思うのですよ。
私、お嬢さんからは、石ころと同じに見えているンだと(^^;
投稿: KON-chan | 2015年5月18日 (月) 04:54