雪山を歩く II
西風強く、我が小船では釣りにならない。
で、山へ。
この冬、ザックに入れていた追加防寒着に使う出番がなかったのは幸いなことだった。
それを取り出し、代わりに防風ジャケットの下に着ていた保温着をザックに入れた。
アイゼンをザックに入れ、ザックの背中にくくりつけていたスノーシューは家に置いた。
ニットの帽子を、ゴアのハットに替えて家を出た。
先日の下山には距離の短い夏道(南尾根)コースを使ったが、もう少し山の空気を吸いたい気分だった。
ということで、今日は、
登り:水元沢コース
下り:西尾根コース
と、長いコースを。
7時30分、入山。
【画像:1枚目】
随分と雪解けが進んだ。
雪に埋まっていた急登のロープ場のロープも現れた。
現れたが、手にせず急登をかわす。
雪上歩き部は、わずか。
アイゼンは使わず、全行程ツボ足。
【画像:2枚目】
室蘭岳には、東西に2基、北電の電波反射板が建てられている。
画像は東のもの。(注)
左手前方にこれが見えると、山頂が近い。
【画像:3枚目】
山頂にて。
好天。
1週間で、山頂標識がすっかり見えるほどに雪がとけた。
山頂寒暖計はプラス5℃。
【画像:4枚目】
ペトトル川の源流。
流れているのは、雪解け水。
大変に冷たい。
ここを渡渉して、山歩きを終える。
【画像:5枚目】
GPSログ。
山歩き時間4時間45分。
15966歩。
山頂にて、
・森永乳業 リプトンミルクティー 200CC
・杉本屋 栗ようかん 40グラム
・ユーラク ブラックサンダーゴールド 1枚
(注)
水元沢コースを歩く際には、この反射板が山頂へのランドマークになる。
先日は中腹のガスでこれが見えず、山頂近くでルートが北にずれた。
それゆえ、山頂近くの北東斜面で、雪が底からズレて雪崩(なだれ)かけている斜面に出くわし、ちょっとあわてた。
また、室蘭岳山頂を北側からアプローチすると、稜線はカミソリの刃状。
装備・技術のシッカリした人でなければ、行ってはいけない。
コメント