もつれた糸
サクラマスは、魚探で見つけられる魚ではない(と思う)。
水温の高い・低いやベイトの反応で、サクラマスのいる海域の目星を付け実績を出している船長がいることはいる。(注)
そういう船長であっても、海上の1点を指して、「ここを中心に半径300メートルの円内にサクラマスがいる」と断言できるとは思えない。
〝半径300メートル〟というところを〝半径1海里(1.9キロメートル)〟に広げても、さァ、言えるかどうか。
日出が5時50分。
6時20分、出航。
ナギ良く、26ノットの高速航海。
【画像:上】
26ノットで1時間。
今日の出竿は、こんな風景の見える海域。
出竿した海域の水深は120メートル。
シーズン早くは、浅いタナで掛かるのだが、今くらいだと70メートル以深だろう。
毛バリを泳がせながら、ベタ底から竿を一振りするごとに、ハンドルを5回転させてタナをあげてゆく。
80メートルで、ヒット(^o^)
以降、80±20メートルの範囲で毛バリを泳がす。
【画像:中】
仕掛けのフォール中に、サクラマスが食い上げてヒット。
スプールがバックラッシュ。
もつれた糸。
これを解くのに30分ほど、あれこれするがダメ(^^;
午後から野暮用があって、これを機に納竿。
10時30分、沖上がり。
【画像:下】
マダラが1本。
画像の外に、ヤマメクラスが2尾。
(注)
今時期、胆振沖の海水温は2℃もないが、場所によっては0.3度くらい高いところがある。
この変化のキワがいいのか、水温の高い海域がいいのか、低い海域がいいのか、さて・・・
また、アミ類だと思うのだが、かなりはっきりした反応が見える。
これを、小魚が食う。
それをマスが食う・・・、はず。
コメント
2日連チャンの大漁、流石です!!
何時もなら私も桟橋係留で帰って来るところですが、あまりの貧果続きでノックダウン(^^;)))。今日は1日ゴロゴロしてました。しかしながらコンチャンの釣果を拝見してジワジワとファイトが出てきました(^3^)/
投稿: 夫婦釣り | 2015年3月15日 (日) 17:21
夫婦釣りさん、こんにちは
知恵も力もない魚を相手にしているンです。
それを掛けた掛けられなかったで、ノックダウンされたりファイトを湧かせたりするほどのものではないと。
魚釣りなんて簡単なことです。
腹の減った魚の鼻先に、(疑似)餌を垂らすことができれば掛かるンです。
腹の減った魚がどこにいるのかを知るのが大変に難しいンですけれどもネ。
私、ボーズでも好釣果の時と同じ気分で帰ってこられます。
ボーズなのは、腹の減った魚のいるところに行けなかっただけのことですから。
腹の減った魚のいるところに行けさえすれば、掛けられるンです。
昨日・今日と、我が艇が入った海域には腹の減った魚がいたようです。
それだけのことです。
腹の減った魚のいる海域で、お会いしましょう。
投稿: KON-chan | 2015年3月15日 (日) 21:34
連チャンお疲れ様です。
しかも大漁ですね!
魚の鼻先に落とせば釣れる・・・私の持論です(笑)
まったくその通り、魚のいないところでは釣れないし
いても腹減ってなきゃ釣れない。
いつも仲間にそう言ってるのですが、なかなか受け入れてもらえず、やれジグが悪いとかやれジギングの方法が悪いとか(笑)
腹へってりゃ錘に針つけても釣れるっつうの!(笑)
投稿: NAKA | 2015年3月16日 (月) 08:06
NAKAさん、こんにちは
良ナギの土日でした。
青空に雪をかぶった山の峰の連なりがキレイでしたねェ。
みなさん、ソウハチに行っているのでしょうか、根もマス海域も閑散としていました。
> 腹へってりゃ錘に針つけても釣れるっつうの!(笑)
御意。
どころか私、針の付いてないオモリでヒラメをあげたことがあります。
ヒラメ仕掛けを赤いベル型のオモリで沈めていたら、ヒラメが針掛かり。
巻き上げの際に、底から離れたオモリにもヒラメが食い付き、ヒラメの一荷(^o^)
ヒラメのあの歯に、ラインが糸ようじ状態になったワケで(^o^)
腹の減ったヒラメの鼻先近くをオモリが通過したということでしょう。
> いつも仲間にそう言ってるのですが、なかなか受け入れてもらえず、
思想信条は言うに及ばず、仕事、趣味、嗜好、何であれ自分のやっていることが、一番、困難、重要、気高く、ほかに替えがたくですから。
子供を相手に、トランプゲームに本気を出す大人っていますもンね。
受け入れるはずがありません(^^;
まァ、魚釣りの話です。
受け入れてもらう必要もなかろうかと。
腹の減った魚のいる沖で、お会いしましょう(^o^)
投稿: KON-chan | 2015年3月16日 (月) 18:52