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2014年9月23日 (火)

夕暮れクルージング

17時10分、出航。
ベタナギ。

夕暮れの絵鞆半島沿いに、16ノットの遊覧船速度での航海。
地球岬灯台の白い明かりの点滅を仰ぎ見てのち、反航。

家内と娘が同乗。

ヒトが衣服を着るようになったのは、長く密に生えた毛を人類進化の過程で失ったからではないだろう。
順序が逆で、生活域を熱帯から冷涼地域にも広げる都合で衣服を着るようになったので、毛を失ったのではないかと思う。(大ウソかもしれない)

飢餓から逃れるための血糖値を上げるホルモンは幾つかあるが、下げるほうはインスリンだけ。
飽食による血糖値降下の必要機会の増加に対する人体機能の進化が、まだ追いつけていないのだと思う。(大ウソかもしれない)

それらに対し、ヒトの美的感覚は三人三様だが、たくさんの電光の集合を美しいと思うのは三人一様。
夜景を見るということをヒトが始めたのは、潤沢に電光が使えるようになってから。
ごく最近のこと。
太古のヒトはもちろん、150年前のヒトだって光の点の集合を知らなかったのに。
この美的感覚は進化を必要としていない、ヒト本来の資質としてプログラムされているようだ。(大ウソかもしれない)

140923【画像:上】
17時33分の噴火湾の西、渡島半島の向こうへのサンセットは過ぎた。
残照わずか。

【画像:下】
とっぷりと暮れた室蘭港内。
水面(みなも)に電光が反映する。

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コメント

家族で遊覧、楽しかった事を想像致します。ただ、何故この文面なのか凡人以下の自分には分かりませんでした。2度読みましたが(笑)

投稿: 夫婦釣り | 2014年9月23日 (火) 21:05

夫婦釣りさん、こんにちは

2度も読ませてしまって恐縮至極です。

工場の人工灯の集まりと、ヒトが進化の過程で得た資質と、進化の過程を必要としない資質の関係を書きたかったのですが、私の文章力ではあと2000行くらいは必要なようです(^^;
デキル人なら、5行か6行で表現できるのでしょうが。

あの人やこの人に、
『10行以上の記事は書くな』
『釣りの話以外は書くな』
『出竿海域が分かる写真と魚の写真以外は載せるな』
と言われています。

説明的でない、もっとヒトの感覚だけにうったえる記事にしてくれということなのだと思います。
私、意識して制限しないといつまでもキーボードから手が離れません。
困ったもンだ(^^;

投稿: KON-chan | 2014年9月24日 (水) 08:23

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