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2013年8月25日 (日)

『津軽』を読む

太宰治が没したのは’48年だから、作者の死後50年間保護される著作権期間は切れている。
よって、多くの作品をネット上から無料で拾える。

この冬、津軽を歩いた際に、青空文庫から落として『津軽』を読み出したのだが、これがなかなか・・・
小泊航海を決めて間もなく、もいちど読み出すも、私はどうにもやはり紙に書かれて本の体裁になっていないと。

Tsugaru結局、電子版では四分の一ほどを読んだきり。
残りは新潮文庫。

昨夕、読了。

太宰治を読むのは、たいそうカッコ悪い。
どれくらいカッコ悪いかというと、同語反復(トートロジー)的にしか言えないほどにカッコ悪い。
誰かに、「オレ、太宰治を読んでいる」と言うほどのカッコ悪さ(^^;
ブログで 『津軽』を読む と書くほどのカッコ悪さ(^^;

ということは置いといて。

さて、『津軽』。
出版社の依頼で、津軽風土記を書く目的で上野から汽車に乗る。
青森に着いてのちは蟹田、龍飛、金木(かなぎ)の実家などと津軽を3週間歩き、旅の終わりが小泊。

津島(太宰の本名)家の旧使用人たちを頼っての旅で、行く先々で下へも置かぬ歓待を受け、酒飲みの太宰はその歓待に酔う、食う、見る、語るわけだ。
’44年(昭和19年)のこと。
時節を考えると、こんな酔う、食う、見る、語る旅を書くのは、たいへんに勇気が要ったものと思う。
それが、捨て鉢でも反抗的でも、思想的でも病的でもなく、普通、自然。

ただし、私の場合はだが、熟語、成句、故事を理解するのにかなりの回数 辞書を引かねばならず、普通・自然には読み進めなかった(^^;

太宰との因縁は彼を子守した者がここの出というだけの小さな集落の小泊にさえ、太宰の碑が七つもあるくらいに、津軽はどこも太宰。

上の小冊子『太宰と歩く現代の「津軽」の旅』は、津軽のどこででも無料で手に入る。
発行は「東青地域県民局地域連携部」、全48ページ。
風土記としては『津軽』よりこちらのほうが・・・(^^;

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