小泊にて Ⅰ
マリーナ桟橋からの離岸が、15日10時。
同日17時、小泊(こどまり)入港。
【画像:上】
龍飛崎(注1)。
龍飛の灯台が見える頃、Targa船長と無線が通じ、誘導していただく。
小泊までの残航程は10海里。
同乗者はゆきおね(雪嗚音)船長。(注2)
彼の狙いはマグロ(らしい)。
私はと言うと、内のり寸法20センチ×20センチ×80センチの発泡魚箱をひとつ積み込んだだけ。(^o^)
ブリ1本分(^o^)
【画像:下】
小泊漁港にて。(注3)
左から遊漁船R&M、Targa。
Targa艇に横抱きされて、KON-chan号を舫う。
小泊に関する知識をほとんど持たぬままの入港。
小さな集落の、それも盆時期だから、何かと手に入りにくかろうと、氷を100キロと食事を二日分持って室蘭を出たのだが、ここは思っていた以上の大漁港。
燃料・浄水・食材の入手可。
ただし、氷の入手はやや難しい。
車が必要。
徒歩片道20分圏内に、銭湯・居酒屋兼食堂・スナックがあり食に関しては充実。
以下、生存報告に代えて。
15日(木)。
入湯後、R&M、Targa船長と居酒屋で一献。
午前様前に帰船、船中泊。
16日(金)。
シケで出航できず。
喫茶Targa艇で、朝のドリップコーヒーをいただいた後、一日中散歩。
入湯後、Targa船長と居酒屋で一献。
ハシゴ先のスナックで、小泊美人(注4)が引っ掛かったがリリース(^o^)
帰船は3時過ぎ(^^;
船中泊。
17日(土)。
8時30分、出航。
出航15分で船酔い。
帰港。
車を借りてサークルKサンクスへ。
牛乳300CCとシロクマアイスを胃に入れたら回復。
再出航。
鳥山を見つけ、パシャパシャめがけてルアーを放るがスカ。(注5)
間もなく風。
釣り海況ではなくなり、11時帰港。
車を借り、十三湖観光後、帰船。
漁協近くの喫茶店で、フルーツパフェと野菜サラダを胃に入れる。
うまい(^o^)
ゆきおね船長と津軽小泊館(注6)に投宿。
ネット環境を得る。
18日(日)。
今日。
シケにて出航できず。
予備日を2日用意してあるのだが、私は雇われの身。
場合によっては、ゆきおねさんを置いてJRかな。
(注1)
バス停の表記は、〝竜飛〟漁港停留所。
JRの表記も、〝竜飛〟海底駅。
海図の表記も、〝竜飛〟岬。
Wikipediaの表記も、〝竜飛〟崎。
ところが、文科省検定済中学社会科地図の表記は、〝龍飛〟崎。
所在地の外ヶ浜町(そとがはままち)の公式WEBページ内の表記も、〝龍飛〟岬。
ここでは、文科省検定済教科書に従い、龍飛崎。
(注2)
ゆきおね(雪嗚音)船長のサイトの8月7日の記事に〝小泊まで遠征してみたい〟旨の書き込みがあったので、「船団を組んで ご一緒しませんか」と打診。
結局、〝船団を組んで〟という航海にはならず、KON-chan号だけの独航船となったが、それにゆきおね(雪嗚音)船長が同乗。
カナダでのフライフィッシング、沖縄でのマグロ・カツオ釣り、昨夏のブリ釣り、今現在 手を動かしているルアー作り。
彼の釣りの話に、私はとてもついてはいけない(^^;
釣り以外の話、スキー・冬山登山・ゴルフ・損保査定。
これが面白かった。
(注3)
小泊村と中里町(なかさとまち)が合併してできたのが、中泊町(なかどまりまち)。
いわゆる平成の大合併による新しい行政区であることに加え、小泊村と中里町は地続きではない(飛び地合併)。
ゆえに、小泊村が現地名の中泊町大字小泊となっても、小泊は以前の小泊のままで変わっていないというのが今々現在の様子。
よって、本記事中では、中泊という地名は用いず、小泊に統一した。
小泊は柴崎城下町。
曲線、分かれ道で町が作られている。
(注4)
小泊は漁師町ゆえ、町に残るのは跡継ぎの長男だけ。
都会に出た者たちが帰省する盆だったので、垢抜けた雰囲気の女性が目に付いたのかもしれない。
美人が多いのは確か。
美男子も多い。
(注5)
タックルは完璧。
ソルティガドラドにソルティガ5000H。
『先日 岸壁でキャストの練習をしたら、驚くほど 飛びます。
ルアーが見えなくなり、どこで水没したか見えません。
やはり、腕ではなく、道具です。(笑)』
とのI佐長よりの借り物。
〝やはり道具〟というところに大賛同(^o^)
飛ぶ。
(注6)
徒歩20分圏内。
R&M船長より、『食事がいい』と教えられていた宿。
マグロ・ブリ・大助・イカ・ホヤ・サザエ・アワビ・ホタテ・バイガイ・貝焼き味噌・津軽牛・モズク。
貝は丸々1個。
全て、津軽地(海)産。
私はご飯をもらわなかったが、それでも完食できなかった。
コメント
楽しそうな釣り紀行を拝見しました。幸運を!そして、お気をつけてお帰り下さい。
投稿: 夫婦釣り | 2013年8月18日 (日) 20:05
KON-chan号船長さん こんばんは(^^♪
ユーザーさんのブログで小泊釣行を知りました。
天候‥こればかりは‥
KON-chan号船長さん
ゆきおねの船長さん
タルガ号船長さん
お元気な様子‥良かったです(^^)
小泊美人をリリースも‥ちょっと気になりますけど
津軽小泊館のお料理はまるで竜宮城のよう!
これからのご健闘をお祈りしています。
どうぞ、お気をつけて!
投稿: はるさん | 2013年8月18日 (日) 20:53
夫婦釣りさん、こんにちは。
小泊は漁師が支えている町で、釣師のおかげで潤っているのは遊漁船と旅館だけ。
その遊漁船の船籍、小泊なのは1隻もないのだとか。
小泊ゆかりの旅館は食ってゆけずに廃業。
外の人間がきて、小泊で儲けている。
なので地元漁師の釣師に対する思いは、全く好意的なものではないと。
まァ、KON-chan号のようなボーズ船は、その意味で存在意義があろうかと(^^;
今日は楽しい一日でした。
明日も楽しく(^o^)
投稿: KON-chan | 2013年8月19日 (月) 00:01
はるさん、こんにちは
Targa船長のタフさは人間離れしています。
防波堤で守られた港内とはいえ、ゆららゆららゆれているわけで、私の船酔いはどうも船中泊中に発症していた模様。
洋上生活をするために、ないものはない装備力のTarga号内の生活であっても、私なら1週間もつとはとても思えません。
私、彼を尊敬ではなく、いまやあがめています。
いや、ホント。
小泊に来てから、おにぎりを1個食べたきりで、米を食べていません。
竜宮城生活をおくっています(^o^)
投稿: KON-chan | 2013年8月19日 (月) 00:17