太陽を左手に見て航・・・らなかった(^^;
4時05分、出航。
4時30分、雲の向うで日の昇る気配。
その時刻、KON-chan号は地球岬を背に、水深70メートル海域を更に沖へと航海していた。
【画像:上】
当地、夏至(6月21日)の頃には3時59分に日が昇ったが、今日の日の出は4時30分。
その方位は65°(東北東)。
室蘭港から出る船の場合、地球岬をかわしたら、たいていは この朝日に向かって航海することでイカ漁場にたどりつける。
「たいてい」とは、「そうでないことも、たまにはある」ということと同じ。
つまり、たまには、太陽を左手90°に見て航海したほうがいいということ。
今日はそんな日、たいていでない日。
なぜなら、水産海洋GISシステムによれば、室蘭港最寄りの今日のイカ海域は、
北緯 42度02分±5分
東経141度06分±2分
この海域こそが、太陽を左手に見て航る海域。(注)
地球岬をかわしたのちの針路は、65°+ 90°=155°(南南東)
【画像:中】
KON-chan号、しかし、太陽を左手に見て航・・・らなかった(^^;
今日の出竿は、こんな景色の見える海域。
太陽に向かって航って行き着いた海域。
【画像:下】
112ハイ。
8時より、沖干し作業。
9時30分、沖上がり。
(注)
「航る」と書いて「はしる」と読ませる修辞法は、終日(ひねもす)船長 のもの。
素敵な文字の使い方だ。
で、無断拝借。
コメント