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2013年3月23日 (土)

『魚の行動習性を利用する 釣り入門』を読む

講談社ブルーバックス。
副題が、『科学が明かした「水面下の生態」のすべて』。

130323_2著者は川村軍蔵氏。
氏の著作である『魚との知恵比べ―魚の感覚と行動の科学―』は以前に読んだ

が、私の理解力に大きな問題があり、KON-chan号進出海域で適用できるすべを『魚との知恵比べ』からは得られなかった。

そもそも、私の釣りスタンスは、大いに生意気・高慢ちき。
ヒトはただひとりでも、地球上の魚すべてが集またって全然太刀打ちができない質と量の知恵を持つ。
魚を釣るのに、なんぞ〝魚と知恵比べ〟をする必要があるものか、と・・・

ヒトはオカの生き物。
水の中の魚の生態を知らないだけのこと。
釣師が、以下の魚の生態2点、
  1.居場所
  2.好むもの(こと・環境)、好まないもの(こと・環境)
を知ることができさえすれば、魚釣りなんて簡単なことだ・・・

氏の専門は、魚類の行動生理学と感覚生理学。
研究テーマのキーワードを並べてみると、
  魚類の聴覚生理
  魚類の紫外線感覚
  魚類の磁気感覚と方向知覚
  魚類の嗜好色
  魚類の忌避刺激

素人の当てずっぽうで言えば、魚の感覚、つまり魚の好むこと好まないことの研究が専門なのかなァっと。

で、『魚の行動習性を利用する 釣り入門』に立てられている章が、
  1章 魚を知る
   2章 撒き餌を科学する
   3章 釣り餌を科学する
   4章 ルアーを科学する
   5章 釣りのポイントとタイミング
   6章 釣りにくい魚と釣りやすい魚
   7章 釣り具と仕掛け
   8章 釣り場の水環境
   9章 釣りのルールと釣り場の保全
なものだから、これは正対して読まねばと、蛍光ペンでのマーキング・ポストイット貼付・ページのすみ折り をしつつ、本夕 読了。

上で、私は書いた。
・・・・・・、魚釣りなんて簡単なことだ・・・

魚釣りは簡単なことなので、“掛からない”とか“バレた”とかという言葉は100%言い訳、おのれの未熟さの照れ隠し。
私は年じゅう この言い訳をしている。

それが、『魚の行動習性を利用する 釣り入門』を私が読んだ理由である(^^;

明日もシケ。

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