『毎日 釣り日和』を読む
本日、〝釣り日和〟から遠い日。
強風。
『毎日 釣り日和』を読了。
下の下の下の記事で話題にした『愚か者の杖』と著者は同じ。
「人は何故釣るのか」・「北海道アメマス事情」・「網走湖でワカサギを釣る」・「日本サケつりサミット」などテーマは30。
この30テーマを、サンデー毎日に100回に分けて連載していたという。
1テーマあたり10ページに満たないのであるが、連載時は だが、1テーマにつき3、4週かけないと読了できなかったことになる。
そんなに時間をかけねばならぬほどのことが書かれているわけではない。
エンターテインメント作家が書いた遊びの話だ。
全テーマが仲間内話・楽屋落ち話。
特に、Niftyの「釣りフォーラム」に入っていた人なら、文中にイニシャルで書かれた人物も誰それと特定できるだろう。
今日のような日に一気に読むのが、色々な意味で節約的(だと思う)。
これっぽっちも引っかかったり、突っかかったりするところ無く読み進められる。
1テーマごとに、村上康成氏(注)の小さなイラストが一つ入る。
これがいい。
(注)
絵本作家で、釣り師。
表紙も氏によるもの。
網走湖でワカサギを釣るために、夢枕氏に同行したりしている。
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