様似駅にて
【画像:上】
転轍器(てんてつき)標識の表示は「定位」(注1)。
側線レールのサビが古い。
端末の車止めも簡易型。
転轍器標識の表示が「反位」(注2)になるのは、ラッセル車を駐機させる時ぐらいなのだろう。
奥に見える頂(ピーク)はアポイ岳。
様似駅は滞泊(注3)駅である。
【画像:下】
昨日、雨の東室蘭で特急に乗車。
苫小牧で日高本線(注4)に乗り換え、荒れる太平洋を右手に見ながら走る。
雲が厚く低く、日暮れが早かった。
今日の帰路、登別あたりから雪列車。
(注1)
定位。
定(常時)位置方向へ進入可の意。
(注2)
反位。
側線方向へ進入可の意。
(注3)
滞泊(たいはく)。
最終便を車両基地に回送せずに、到着駅に止め置きすること。
夜間滞泊とも。
その列車は翌始発便となる。
ホーム右手前の白い建物が運転士の宿泊所。
私も様似町に滞泊。
が、始発便には乗らず、宿で準備してくれた朝食をとってから第2便に乗車。
だから、JRの定義通りの滞泊とは言えない。
(注4)
日高本線。
本線であるが、特急も急行も走らない。
車体には『日高本線』と正式名が表示されているのだが、ICレコーダによる車内案内は『日高線』と呼称。
海岸までシカが降りてきている。
往行時、軌条内にシカ侵入で非常制動。
復行時、シカを相手に汽笛吹鳴4回。
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