イカ大漁
『釣糸を垂らし、その先に結びつけた釣針に魚をひっかけて捕えること。』
というのが、「広辞苑」に載っている‘釣り’の定義。
ほかの国語辞典でも似たり寄ったりだろう。
イカは魚類ではない。
頭足類。
よって、国語辞典に従えば、針でひっかけて捕えても、その相手がイカなら‘釣り’ではないことになる。
ベテランは、‘イカ釣り’といわずに‘イカ付け’という。(注1)
以前の記事にもにも書いたが、イカ付けにウデは関係ない。
手返しだけ。
本日、同乗予定2名。
が、どうしたSさん、姿を見せぬ。
電話にも出ぬ。
ンなわけで、同乗1名で、5時出航。
40分後、携帯圏外域。
60分後、出竿。
【画像:上】
今日の出竿は、こんな景色の見える海域。
【画像:下】
ウデの見せようのない場にお誘いしたのは失礼だったかもしれない。
本日の同乗は、shinyaさん。(注2)
シーアンカー取り込み作業中の図。
デカイなァ。
彼、釣りには大層“込め”るものがある(ように見受けられる)。
今日は、しかし、掛ける対象が魚類ではなく頭足類。
やることが‘釣り’じゃないのだから、今日はそれほど“込め”てないかな(^o^)
10時、沖上がり。
マリーナに入ると、Sさんが。
「いやァー。寝坊しちゃって」
私の本日の全水揚げを持って行ってもらいました(^o^)
(注1)
日・中・台・韓の現役研究者によって書かれた『スルメイカの世界 資源・漁業・利用(成山堂書店)』という本を読んだ。
第1章の章題は、『イカ釣り漁業及びイカ加工業の展開』。
‘イカ釣り’と言ってもいいようだ。
(注2)
今はなきパソコン通信NIFTY-Serveの『釣りフォーラム』内の『北海道会議室』のメンバー。
詳細は以前の記事で。
釣りを知るのが遅かった私は、NIFTY-Serve『釣りフォーラム』のほとんど最後といってもいいメンバーだった。
あまりに初心者だったので、『釣りフォーラム』の会員でいることに自分でも場違いさを感じていたのだが、ほどなくパソコン通信自体が終焉した。
コメント
KONCHAN 今日はありがとうございました。
おかげさまで、数年ぶりにイカ釣り(付け)を堪能させていただきました。電動リールを使った釣りも本当に久しぶりで、釣り道具たちも喜んでくれていたようです。しかし・・、130mとは、やはりDEEPな釣りですね(笑)。
船上のイカ刺し、大変おいかったです。って、数分前まで海で泳いでいたイカですからまずいわけがないですよね。本当にありがとうございました。
これから、秋の陣ですね。釣り座が空いていましたらまた誘ってくださいませ。
投稿: shinya@自宅 | 2012年8月25日 (土) 15:29
shinyaさん、今日はお疲れ様でした。
深すぎて、あまり面白いモノにはなりませんでした(^^;
もっとも、イカは釣りじゃァありません。
仕掛けの上げ下げは機械がやってくれるし、イカはスレるということがないので(食い気のあるなしはあるけれど)、同じ作業を続けていても掛かってくれますし。
今度は、面白い釣りをしましょう。
投稿: KON-chan | 2012年8月25日 (土) 17:26