オイラは、時釣人(^^;
時鳥と書いてホトトギスと読む。
夏の季語だという。
時鮭と書いてトキシラズ(あるいはすなおにトキザケ)と読む。
サケ(大助:おおすけ)のこと。
サケはアキアジというくらいで秋の季語なのだが、トキシラズとなると、さて?
歳時記には載っていない(と思う)が、トキシラズは夏を意識させる魚だ。
胆振沖太平洋のみならず、噴火湾内に仕掛けられた定置網にもトキシラズが入ったとの新聞報道があったのは先週の初め。
毎年、この時期に胆振沖太平洋に仕掛けられた定置網に入る魚なのだが、記事中の表現が釣師の琴線を激しく掻き鳴らす。
曰く、『思わぬ豊漁(室蘭民報)』
曰く、『爆発的な水揚げ(讀賣新聞)』
曰く、『記録的な豊漁(北海道新聞)』
ヒラメ釣りなどをしている時にごくたまに掛かるサケを、我々はベニザケだと同定してきたのだが、トキシラズも掛かっていたのかもしれない。
何年か前の今時期、私の竿から20mほど出したラインの先のハリにも掛かったことがある。
ラインと水面の作る角度が約10°。
水面下4mの所で掛かったそれは、竿を曲げたまま水面まで一瞬で駆け昇り、そのままジャンプ一発。
水飛沫を残して消えた・・・
【画像:上】
朝の内、2時間だけ竿を出そう。
と、かついでいったのはルアーロッド。
で、ポケットに入れていったのは、サケスプーン(^o^)
今日の天気予報、昨日までは釣行適日だった(ような)。
今朝になって予報がコロッと変わる。
これでは予報ではなく実況だ。
なんてことを言ってはいけない。
我々の科学・技術の今々現在の到達レベルがここ。(注)
それはそれとして・・・
白鳥大橋でこれだけの風なら小船では釣りにならない。
結局、そのまま職場へ。
【画像:下】
帰宅はイタンキの丘経由。
雨。
時鳥と書いてホトトギス。
時鮭と書いてトキシラズ。
“時釣人”と書いて、“間抜けな釣師”と読む。
オイラは、時釣人(^^;
(注)
今朝、花火の音が聞こえた。
室蘭・登別市内の小学校では、今日が運動会のところがあったようだ。
おしまいまで、行事を続けられたのだろうか。
室蘭気象台も大手気象会社も今朝発表の今日の予報は同じ、「くもり、夜 雨」。
当たらず。
本日、10時頃から霧雨。
我々の科学・技術の今々現在の到達レベルがここ。
コメント
KON-Chanさん、おはようございます。
相変わらず知性的なエントリーですね。
時不知あるいは時鮭は、脂が乗った白鮭と認識していますが、鮭児よりも手が届く値段とはいえ、市価でもそれなりの値段がしますね。
この時不知ですが、季節外れである初夏辺りに捕れるという事で生と塩鮭はありますが、本格的な山漬け(塩漬け→塩抜き→乾燥熟成)はお目に掛かったことがありません。
まあ、気温が高いので最後の熟成に難ありなのかもしれませんが、市場であるのでしょうか。
生の物を塩焼きしても美味しいとは思いますが、塩鮭の方が食べ慣れていて飽きないんですよね(笑)。
投稿: Hiroshi | 2012年6月17日 (日) 09:29
Hiroshiさん、こんにちは。
積丹のほうにいらしてましたか。
日本海は水が澄んできれいですね。
半島周りの海は、釣れそうだなァ。
室蘭は昨日・今日とガス・雨・風。
ラインも巻き替えて準備を整えていたのですが、出ていけません(^^;
私の『チ』はヤマイダレ付き。
キンセンカも時不知と言われるのを知っていましたが、三題話にするだけの『チ』がありませんでした。
商業ベースに乗っているトキシラズの山漬けというのは、(たぶん)ないでしょう。
おっしゃる通り気温が高いので製作環境確保が大変だし、手間暇かけて付加価値を付けてもアキアジと違って元が高価なので、見合うだけのバックを得られないということもあるのでしょうね。
申し訳ない、私の舌ではウマい・マズいの話には全然ついていけません。
干からびた焼き塩鮭の焦げのある皮が好きだったりします(^^;
投稿: KON-chan | 2012年6月17日 (日) 11:17