浮きソウハチ II
KON-chan号進出海域での話。
ソウハチは1年中 釣れる。
だが、浮きソウハチということになれば、その始まりは寒い頃、登別沖から。
その後は地球岬と恵山岬を結んだ線上を恵山岬側に徐々に進む。
私が釣りを知った頃は、そうだった。
あるいは、駒ケ岳と結んだ中間点よりやや駒ヶ岳よりで浮く。
つい何年か前は、そうだった。
そして、ある日ある時、忽然と浮きソウハチの姿が見えなくなる。
浮きソウハチ釣りの終りはGW頃。
ところが、昨年は室蘭港を出て270°、真西に針路を取り3海里ほどの ごく近くで浮いた。
魚の数も大変に多かった。
今年。
ソウハチが浮いたのは、地球岬から針路45°、室蘭港からは30海里の航海が必要な海域。
昼近くなると決まって北西の季節風が降りてくる厳冬期はもちろんのこと、今時期であっても小型艇ではつらい距離だ。
それが最近、何年か前のパターンと同じ地球岬と駒ヶ岳を結んだ線の中間よりやや駒ヶ岳寄り、室蘭港から10海里ほどの海域で浮きソウハチを見つけてくれた艇があった。
【画像:上】
今日の日の出は4時55分。
4時45分出航。
良ナギだが、ガスがかかり視程は1海里弱。
どこまで行っても、グレーのみの景色。
いつの間にか、ガスの向こうで日が昇ったようだ。
他船の姿は見えない。
150度59分丁度、90mラインで出竿。
同乗は淡水ルアーマンのHiroshiさん。
ソウハチ、入れ食い(^o^)
200枚。
【画像:中】
Hiroshiさん、良型ソイも2尾追加。
【画像:下】
私は先日の釣果もあるので、134枚で仕掛けを収めた。
11時30分、沖上がり。
コメント
KON-chanさん、こんにちは。
本日は本当にお世話になりました。お陰様でソウハチ大漁、ソイも釣り上げる事が出来ました。感謝であります。
ソウハチはかなりの家庭に配分しましたが、それでも相当数が自宅分として残り、ヌメリ取り作業で両手がボロボロになりました。結構、鰭の棘がありますからね。
でも、そんな両手の傷は釣果の裏返しなのでしょうか。
しかし、本当に良く喰ってくれた日であったと思います。何度か釣った事はありますが、今回が一番だったと思います。しかも、あそこまで浮いてくれると最高ですね。
今度は多少釣れなくても良いけれど、青空で暖かい穏やかな日にノンビリ釣りたいものですね。また、タイミングが合えば宜しくお願い致します。
投稿: Hiroshi | 2012年4月15日 (日) 17:43
Hiroshiさん、今日はお疲れ様でした。
時間当たりの釣果(時速)で言えば、KON-chan号の記録です。
カタ良く、喰い良く、ナギ良く。
ガスが晴れずにオカが見えなかったことが残念でしたが、船上でHiroshiさんがおっしゃっていたように、適度に曇っていたことでソウハチが浅いところまで浮いてくれたのでしょう。
他船が見えないところで竿を出し、そこがビンゴだったのが、船頭として結構嬉しかったりします(^o^)
またいらして下さい。
投稿: KON-chan | 2012年4月15日 (日) 18:39
KON-chan号船長さん こんにちは
15日、ガスもひどかったですが、この時期としては
気温も低かったですね(^_^;)
厳寒期よりワンランク軽装での釣行は厳しかったです。
ポイント到着が10時‥遅すぎですが、正午を回っても
入れ食い状態、ついに5メートルまで浮いた宗八に
遊んでもらいました。
昨年は、暖かくなるほどに近場で釣れたようですが
今年も楽しませてくれるといいなあと思っています。
投稿: はるさん | 2012年4月18日 (水) 17:06
はるさん、こんにちは
冬は正午近くになると決まって吹き下ろす北西風が、今くらいから夏にかけてはガスが室蘭の釣師を泣かせますね。
ガスで日差しが届かなかったということもありますが、日曜日は寒かったです。
今年はちゃんと春が来て暖かくなるのでしょうか。
はるさんの魚の処理は見事です。
貴ブログを見ていると、自分にもできそうに思えてきます。
参考にしています、と言いたいところですが、私のスキルでは全くついていけません(^^;
投稿: KON-chan | 2012年4月19日 (木) 00:14