魚釣りは簡単である。が、・・・ II
サクラマスは水圧変化に強い魚だ。
水深100mの深さからあげられたばかりの魚でも、水に戻すと全く疲労した様子も見せずに深みに泳いでゆく。
日本海側ではサクラマスが好釣とのこと。
だが、胆振沖太平洋ではいい話が聞こえてこない。
ところで、また聞きの話なのだが、いい話の聞こえてこない胆振沖太平洋の水深200mで曳いていたトロール網に随分とサクラマスが入ったと。
つまり、そんなところにいるわけだ。(注)
彼(女)らの生息域の何と広いことよ。
【画像:上】
5時50分、出航。
今日は寒さが戻り、出航時気温はマイナス6℃。
うねりに小さな波が乗っているが、スロットルを絞らなければならないほどではない。
昼までは持たないとの波予報だったが、沖上がりまでナギが持った。
【画像:下】
24ノットでサクラマス海域へ。
魚釣りは簡単である。
腹の減った魚の鼻先に、(疑似)エサを垂らしさえすれば掛かる。
が、我が毛バリは、腹の減ったスケソの鼻先にばかり垂れていたようだ。
帰りしなに寄った根からの反応は良かったが、小さい。
12時30分、沖上がり。
(注)
そんなところにいるからといって、そんなところにいるサクラマスを掛けようとする釣師はまれ。
深いところで掛けたサクラマスは、水面にもってくるまでに時間を要するがゆえにバレやすい。
胆振沖太平洋でサクラマスを狙って竿を出す釣師が沈める毛バリ深さは、100m程度までだろう。
私も戯れ以外に、100m以深に毛鉤を沈めたことはない。
なのに、今日は随分と深いところまで毛バリを降ろした。
後の祭り。
今日は浅ダナでヒットが多かったようだ(^^;
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