さぁ、秋を釣りに行こう I
早い時期に噴火湾に入るサケは、川(岸)に寄るのも早い。
そういう岸ぎわにいるサケをボートから狙えないこともないのだが、それらのサケは浜からキャスティングで狙う人のものだろう。
ボートで狙うのは秋も深まった今ぐらいから。
この遅い時期のサケは沖で回遊する期間が長い。
時期が時期だからブナのきつい魚が多いのは仕方がないが、まだ淡水から遠い沖にいるから掛かれば力強い引き味を得られる。
さぁ、秋を釣りに行こう。
6時、出航。
【画像:上】
今日の出竿は、こんな景色の見える海域。
【画像:下】
ドジャーは魔法の板。
スプーンの前にドジャーを付けると、サケの掛かりが飛躍的に上がる。
ドジャーの大きさに制限はない(ように思われる)。
笹かまぼこくらいの小さなドジャーでも、0番とか00番といった大きなドジャーでも、どんな大きさのものであってもサケには効果的。
しかし、KON-chan号では年ごとにドジャーの使用が減り、昨年は一度もドジャーを使わなかった。
理由は釣味。
キャスティング釣法の方が、ドジャー釣法の10倍くらい釣味がいい。
私も釣味を言うほどに、釣りに生意気になったというわけだ(^^;
今日は、だが、釣味よりも何よりもサケの引きが欲しい(^^;
ということで、恥ずかしながら(注)ドジャー付きスプーンを2個泳がせた。
崎守沖・伊達沖・豊浦沖を経て、小幌・静狩沖まで、北北西にクルーズ。
魔法の板が魔力を発揮する前に、南南東の風が降りてきて、たちまちシケ。
9時30分、沖上がり。
波の方向が帰航路と一致、正面から向かってくる(^^;
波を1枚1枚乗り越える航海を2時間。
2日続けて、ボーズ(^^;
(注)
ドジャー釣法は、スプーンを流し腕組みをしてアタリを待つだけ。
これでは釣りの絵にならない。
何となく恥ずかしかったりする(^^;
コメント
お疲れさまでした。
昨日の遊漁船によるサケ釣りは、静狩沖でした。完全にサケの跳ねを探しての釣り。釣っている時間より、サケの群れを探してクルージングしている時間の方が長かったです。出港6時で、勝負は8時半くらいまででしょうか。それ以降は、ほとんど跳ねが見られなくなりましたね。
サケ釣りのベテランの方たちは、まだ群れは本格的には入っていなかった・・らしいです。竿頭は、船のバウ側を一人で陣取っていた人が5本・・。私たちのグループでは全員とりあえず型が見られましたが、別グループの人たちの中にポーズの人もいたと思います。
ところで、ドジャーですが、ルアーの上部に括りつけて、普通にキャストして、がっつり沈ませ、引っ張っても効果があるのでしょうか?。垂らしている時のみに有効なのかな?。
投稿: shinya@自宅 | 2011年10月30日 (日) 18:07
shinyaさん、こんにちは。
遊漁船々長は、サケの跳ねの方向に船首を向けますから、バウに立つのが絶対に有利です。
噴火湾の釣りは、ああやって跳ねを追いルアーをキャストする釣りが主流です。
ウデの差が如実に出る“ライズをとる”釣り、ハンティングです。
ドジャーを付けると飛距離が出ませんから、“ライズをとる”釣りになりにくいと思います。
追うに値しない跳ねしか見付けられない時は、キャストの目標が定まりません。
そんな時に有効です。
船の流れるに任せ、見えないサケを釣るためのアイテムです。
遊漁船では、お祭りのもと。
使えないと思います。
プレジャーボートだと、少なくともドジャー竿4本、キャスト竿1本を扱えます。
で、ドジャー竿4本に同時にヒットした人を複数知ってます。
ドジャーサビキを作った人も知っています。
これには5本同時にヒットしています。
キャスティングの方がずっと面白い。
なのですが、釣果が欲しい時は魔法の板に手が伸びます(^^;
投稿: KON-chan | 2011年10月30日 (日) 20:44