2丁掛け
我が家は無落雪構造ゆえ、誇張して屋根形状を書くとΛではなくてV。
屋根に積もった雪は融けて屋根のVの底のトラフ(溝)を通って、ダクト(管)に導かれて下水道に排水される。
雨も同じ。
この構造の長所は、文字通りの無落雪。
雨だれもなく、つららもできない。
短所は、屋根が積極的に水を集める構造となっているので、トラフやダクトが詰まると屋根上がダムになること。
屋根材のつなぎ部が緩んでいる時にそんなことになると、家の中に排水されるはめに至る。
【画像:上】
9年前までは、踏み台こそ使ったがモンキータラップの一番下の足掛けに手が届きさえしたら、あとは腕力で体を持ち上げて、屋根の上まであがることができた。
よって、屋根材の緩みやトラフ・ダクトの詰まりのチェックをすることができたのだが、8年前に試みた時にはそれができるだけの筋力は無くなっていた。
以来、屋根に上がったことがない。
さすがに、いいかげんチェックをしないとまずかろう。
天端高2mのアルミ製脚立を購入。
背バンドのないタラップを昇降するにあたり、2丁掛け(注)仕様の安全帯を腰に巻いた。
屋根は健全。
トラフ・ダクトの閉塞もなし(^o^)
【画像:下】
屋根に上がったついでに、干し網を2丁掛けできるよう、
ロープと滑車を使って、ちょっとした工作をした(^o^)
以前は下に見える物干し竿に干し網を掛けていた。
だが、この高さだとネコの跳躍をかわせないことがあった。
今回は、干し網底面まで地上から2m。
これなら、ネコの跳躍をかわせるだろう。
(注)
フックが1つ(1丁掛け)だと、移動のためにフックを掛け替える際に、安全の確保がなされない瞬間が生じる。
フックが2つ(2丁掛け)あると、常に1丁のフックで墜落の防止ができる。
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