〝いちど読んだ〟山川日本史(^^;
もういちど読む山川日本史(注1)が、売れている。
“大人のための教科書”というのがキャッチコピー。
---『もういちど読む山川日本史』 前書きからの一部引用 はじめ---
以前、高等学校の教科書として使われていた『日本の歴史(改訂版)』をベースにしていますが、一般の読者を対象として記述を全面的に見直し、時代に即応した簡潔かつ明確なかたちに改めました。
---引用 おわり---
とのこと。
『もういちど読む山川日本史』というくらいだから、『日本の歴史』(注2)をいちどは読んだという前提で読む本なのだろう。
だけど、〝もういちど読む〟も何も、いちどでも読んだことがあるのかないのか、私は覚えてはいない(^^;
で、〝いちど読んだのかを覚えていない〟『山川日本史』を開くことから。
「歴史観」だとか「歴史認識」だとかという言葉は、私には重過ぎる。
読み物として、『山川日本史』を手にした。
『山川日本史』のスタートは、化石人の浜北人・港川人・山下町洞人から。
そして、紀元1世紀に書かれた『漢書 地理志』中の「倭人」の語が本書における日本(人)の有史の始まりで、終わりは2002年小泉訪朝。
408ページの2千年。
本日、読了。
朝飯に何を食べたのかも昼頃には忘れてしまっている烏頭の私。
読み終えた直後なのに、もう何が書かれてあったのか頭から霧散。
これでは、〝いちど読んだ〟山川日本史とはとても言えない(^^;
が、『山川世界史』(注3)も読むべきだろうと、今日、『山川世界史』の表紙をめくった・・・(^o^)
(注1)
〝山川日本史〟とは、山川出版社の高校生用教科書の『日本の歴史』のこと。
(注2)
『日本の歴史』の出版は2004年まで。
いま現在、〝山川日本史〟に相当するのは『詳説 日本史』(だと思う)。
(注3)
『山川世界史』に相当するのは『詳説 世界史』(だと思う)。
【余談】
今回初めて知ったのだが、『詳説 日本史』も『詳説 世界史』も、文科省検定済教科書だという理由で無課税。
795円と安い。
ところで、文科省検定済教科書の扱い書店が少なく、またAmazon.co.jpでも扱っておらず、入手は意外と難しい。
私は結局、両書とも山川出版社のサイト(ブックモール ジャパンの扱いで手数料が210円プラスされる)から購入した。
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