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2009年10月25日 (日)

わざわざ喫茶店

ロードヒーティングはされてない。
だから、積雪期には車での寄り付きは難しいと思う。
そんな急坂道脇にあるので、最寄りのバス停(注1)から徒歩で行こうとするなら散歩気分ではダメ。
強歩の気構えが必要だろう。

市街から測量山頂上(199.6m)へのアプローチ道は何本もあり、車が行き交える幅の道も何本かある。
それらの道の内の1本から出る支線道に面してある。
『測量山々頂に行く前に八幡宮に参詣した』という人なら、この店を見たことがあるかも知れない。

というような立地条件だから、お茶を飲みながら新聞や雑誌を読むために入るような店ではない。
また、繁華街・住宅街から離れてもいるので、待ち合わせに使うような店でもない。

この店でお茶を飲んでいるのは、〝わざわざ来た〟人だけだろう。

091025_2この店を見かけたのは偶然。
〝初めての街角を曲がったら、そこから旅が始まる〟(注2)の気分ではないけれど、マリーナに行くのに、〝わざわざ〟大幅に遠回りとなる(注3)測量山東中腹道を進んだら、見かけたのだった。
すぐ近くに花屋があるというのも、意外過ぎる。

ここに花屋や喫茶店があると予想できるような人は、かなりのロマンチストだろう。
ここに花屋や喫茶店を開こうと考えた人は、もっとロマンチストだろう。

今日、家内と『喫茶測量山』(注4)へ。
〝わざわざ〟来たオレたち、これもまた相当なロマンチスト(^^;

(注1)
最寄りのバス停は〝中央町〟または〝八幡宮前〟。 どちらからでも徒歩20分ほど。
旧室蘭駅裏の駐車場に車を捨てて、そこから歩いてもプラス5分。

(注2)
というようなフレーズを、随分以前、永六輔が龍角散のCMに使っていたように思う。
『豆腐屋の角を曲がったら、知らない路地。そこが旅の始まり』というようなフレーズだったかも知れない。
『知ってる道でも、今日、通る時は新しい旅の始まり』というようなフレーズだったかも知れない。

(注3)
大幅に遠回りと言っても、増える時間は10分ほど。

(注4)
ググってみたら、ウェブサイトがあった。
『喫茶測量山』 http://kitanomati.jp/sokuryozan/top.html

通りすがりの人の、こんな記事もあった。
http://www.h4.dion.ne.jp/~amaimnko/h-mtdata/gendai-moiwa/iburi/sokuryo.htm

これらに書いてあることは書いてあることとして、実際に入店してみての感想はと言うと・・・・・

釣りや航海をモチーフにした小物類がたくさん置いてあって、どうも、私と同類人がマスターのよう。
フライフィッシャーなのかなと訊いてみたら、『釣りは何でもやる』とのこと。
コーヒー・紅茶は300円と安い。
ピラフ、スパゲッティ、トーストなどもメニューにある。

『普通の喫茶店』でした。

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