2礼の日
噴火湾(及び、湾口に近い太平洋)では、早い時期に回帰してきたサケは母川の河口近くに寄るのも早く、従って沖で掛けるのは大変に難しい。
早い時期のサケは、浜からキャストする人たちのものだろう。
船からのサケ釣りは、今ぐらいから。
本日、ナギ。
5時30分出航。
防波堤前の黄色浮標をなぞって沖に出る。
4つ目の浮標をかわしたのち、伊達火発の煙突を目標に北上。
稀府沖で跳ねを見つけるが、掛けることができない内に、跳ねが沈黙。
以降、跳ねを探して虻田沖まで船を進めるが全くの徒労。
【画像:上】
今日はダメと帰航コースを航海していたら、9時40分、舟岡沖でこんな光景が。
タモをかかげているのは鷹Ⅲ世号T船長。
『立て続けに2本来た。その沖から流せ』と、T船長が指し示す。
【画像:中】
この指し示された海域が良かった。
キャスト1発、ヒット。(T船長に深々と2礼)
ブナが進んでいるので、古い群だろう。
が、食い気旺盛で、結局、正午までに、私の竿にアタリ7回(^^)
【画像:下】
私は、沖では滅多にエンジンを止めない。(沖でエンジンが再起動しなければ、即、漂流となるから)
なのに、今日は海中に騒音を入れない方がサケ釣りには良かろうとエンジンを切って竿を出した。
正午、キーをひねるもセルが回らず、エンジンが再起動しない(^^;
同じ海域で竿を出していた僚艇栄光丸に曳航してもらっての、帰港。(C船長に深々と2礼)
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