ただ巻けば、おのずと道は開かれん
昨年の秋、僚船SR号がそれを使って好釣果を出したのを見て、初めてインチクというものを知ったのだが、私自身はそれを使おうと思ったことはなかった。
インチクは、重いものでも200グラム(50号強)。
入手しやすいのものだと、170グラム(45号強)程度しかない。
手前船頭で釣りをする場合、KON-chan号の装備力では、操船と竿さばきの両方を同時にはできない。
だから、重いオモリを使って素早く仕掛けを沈めないと、ラインが海中を斜めに走り、釣りにならない。
なので、私が沖根(水深50~70m)で使うオモリは軽いものでも380グラム(100号)。
これが、私がインチクに手を出さなかった理由。
ところが、同じ事情の終日(ひねもす)さんが、最近、インチクを“使いこなし”て、好釣果を連続している様子。
いや、特に“使いこなし”が必要なわけではないらしい。
終日さんからのメールによれば、
インチク超簡単!艫流しでラインが斜めでも
そんなの関係ネェ~ ~ ♪
ただ巻けば、おのずと道は開かれん。
とのこと。
このメールの内容は事実で、14日のKON-chan号でのインチク初実釣でも、『ただ巻けば、おのずと道は開かれん』だった。
『ただ巻けば』どころか、『ただ落とす』だけで、喰い付いてきた魚の数の方が多かったほど。
本日、冬至。
10時、出航。
13時30分、沖上り。
今日のインチクはDAIWAパイレーツ170グラム。
このインチクでは『ただ落とす』だけで喰い付いてくる魚はなかった。
が、『ただ巻けば、おのずと道は開かれん』はその通りで、ただ巻き中にアタリが頻発。
しかし、うまく乗せられない。
アタリの1/3も乗せられなかった。
本日の釣果。
ソイ6、ガヤ、1、ホッケ1。
出竿海域はイタンキ沖根、水深50m。
【追記】
上まで書いて投稿したところ、終日さんから、画像添付のメールが来た。
ぎょらい(魚来)という220グラムのインチクがあるそう。
右の2個がそれで、ちなみに丸石さんで購入されたとか。
残りの6個は200グラムのインチク。
これも、なかなか手に入れにくい。
重いインチクを買い占めている人がいるというウワサは聞いていましたが、終日さんでしたかァ(^^;
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