秋イカ
夏は、もう終わり。
従って、夏イカも終わり。
本日は秋イカ漁。
濃霧注意報が発報中の5時30分、出航。
海上に出ると、視界は0.02海里。
GPSを頼りに6ノットの低速航海で地球岬まで。
地球岬をかわすと、視界はだんだん広がってきたけれど、それでもやっと16ノット。
イカ漁場まで、通常の倍の2時間を消費した。
早朝は30mまでイカが浮いていたと聞いたが、私が竿を出した頃には、ほとんどベタ底からあげる作業を強いられた。
4ハイ付いたのが1回、3ハイ付いたのが3回あったけど、あとは1ハイか2ハイ。
横着して、ロッドホルダーに竿を置いたまま巻き上げるので、波で船ががぶった際に竿がおどり、せっかく付いたイカが外れて100m巻きあげた結果がゼロということが20回以上。
〝横着している〟ということが分かっているのだから、〝横着せず〟に竿を手に持てばいいのだが、そこが〝横着ものたる私〟のやること。
最後まで、横着漁(^^;
同じ海域にいる他艇からは、水揚げ量3桁到達の連絡が入るがKON-chan号では、調子がいまひとつ上がらない。
11時、終漁とした。
右:沖漬け、30ハイ。
左:氷漬け、22ハイ。
濃霧の中、14分・130mを航海中、『今、横を通ったのはKON-chan号か?』と電話。
『おォ、Okt船長。よく、見えましたね』と私。
Okt船長、『ここは、何分だ』
航海中にGPSのアンテナが故障したようで、自船位置が分からない様子。
なのに、コンパスと水深だけを頼りに、濃霧の中をイカ海域まで航海してきたというのがスゴイ。
Okt船長、200ハイ。
これもスゴイ。
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