一昨昨日(さきおととい)のポイント
地球岬から鵡川までの沖合いに胆振海区サクラマスライセンス海域が設定されていて、経度長で0.9度、緯度幅で8.5分あり、その面積は約1700平方キロメートル。
これは、北海道の湖の面積の大きな順から、
サロマ湖 150平方キロメートル
屈斜路湖 79
支笏湖 79
洞爺湖 70
能取湖 59
風連湖 58
網走湖 33
厚岸湖 32
摩周湖 19
クッチャロ湖 14
と10番目まで足し合わせて、更に札幌市の面積1120平方キロメートルを足した広さになる。
胆振支庁がまとめたデータによれば、この広い海域で、延べで8千から1万2千人が竿を出し、その釣果は1シーズンで2万8千から4万7千尾。
1人平均1釣行に付き2尾(16年度)から4尾(14、18年度)釣れたに過ぎない。
魚種も季節も違うとはいえ、本海域と同じくライセンス期間が3ヶ月の支笏湖では、胆振沖サクラマス海域のわずか1/20の面積しかないのに、2万尾のヒメマスがあがるという。
そんな、こんなを思えば、太平洋の越冬サクラマス釣りはワリのいい釣りではない。
とか何とか、ああだとかこうだとか言いつつも、本日もマス釣り。
6時出航。
サクラマス越冬海域は広い。
昨日のポイントが今日もポイントかもしれない。
あるいは、昨日のポイントは今日のポイントではないかもしれない。
であっても、まずは昨日のポイントに入るのが普通だと思う。
が、KON-chan号は昨日のポイントも一昨日(おととい)のポイントもスルーして、一昨昨日(さきおととい)のポイントに走った。
樽前山がこんな風に見える海域まで、ロングクルーズ。
東経141度31分40秒。
不釣。
しばらくのち、アグネス船長から電話。
『17分でマス』
長い前置きだった。
ボ~ズ
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