納得の仕方
目標に届かないことを〝未達〟、目標を超えることを〝過逹〟という。
会社では、期ごとに個人目標を書かされる。
未来のことは、たいていバラ色だから、自分の実力もかえりみず、立派な目標を書いてしまう。
書かねばならないのは、〝目標〟だけでなく、以前たてた目標の〝実績〟の評価もなのは当然のこと。
バラ色のはずの未来は、たいてい灰色か茶色の過去となってしまうのがオチで、私、一度として、〝過逹〟と書けたことはない。
いつも〝未達〟。
本日7時出航。
家内からのリクエストは、イカを10ハイ。
そのリクエストに大幅超過の2ダース、24ハイ。
アッという間だった。
〝過逹〟
イカ海域を離脱し、低速で浅場に移動しながら魚探の反応に注意する。
60から70m海域に出る魚群反応にジグを入れると、ブルブルっと青魚の引き。
ウルトラライトのロッドのせいか、トラウト2Sというシングルフックを使っていたせいか、合わせが入らず、どうしても乗らない。
『せめて1本』
その『せめて1本』があげられない。
20本はバラした頃、『ロッドやフックに問題があるンじゃなく、オレのウデに問題ありそう』と、やっと思い至った。
と、その時、鳥山に遭遇。
チャンスが多ければ、ウデは関係ない。
魚の方から勝手に合わせを入れてくれるものも出てくる。
ここでバタバタっと7本。
目標が『せめて1本』だったから、7本なら〝過逹〟。
ってとこで、本日は納得(^^;
【画像1枚目】
アッとアッという間の2ダース。
【画像2枚目】
鳥山に遭遇。
画像右端に見えるのがクリンクルセンター。
鳥山の立ったのが、その沖、水深60m。
この鳥山が、ここから西へ西へと移動した。
【画像3枚目】
40cmが1本。
この海域では、大サバと言っていいと思う。
このクラスが食いつく前に、25cmクラスの小サバが付いてしまい、釣果が伸びない。
ここでもバレ連発。
が、バレる以上に魚が多かった。
【画像4枚目】
アラスカから太平洋を横断し、室蘭に寄港したサファイア・プリンセス116,000トン、全長290メートル(950フィート)。
その船腹に沿って走るのが23フィートのF氏艇。
いつかは、私もこんな客船で世界を回ってみたいなァ・・・
という目標は、間違いなく〝未達〟となる(^^;
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