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2007年3月17日 (土)

サンキュー、終日(ひねもす)さん

本日、5時45分出航。
これで、今年になって9度目の出航となる。

年間を通して20回ちょっとしか海に出られなかった昨年のことを思えば、この冬はナギに恵まれ、週末船長としては十分に遊べたと言える。

一方で、釣果の方はパッとせず、前回までの8度の釣行で、船中でサクラマスの姿を見たのは5回、計13尾。
内、私自身の釣果は6尾と、例えば終日(ひねもす)さんなんかの1回分の釣果にも満たない。

KON-chan号らしい上品さとは言えるけど、このままで今シーズンを終えるのは、ちとサビシイ。
ということで、本日もサクラマス海域へ。

この魚、身長よりは、体高、厚みが評価されるので、○○cmと表現するより、□□kgと表現するのが、クロウトっぽい。
私の感覚では、
  2kg前後で、『オォ、いいカタ』
  2.5kgを越えると、『スゲ-なァ』
  3kg越えともなると、『一度、見てみたい』

漁期の終わりが遅い日本海や、遡上のために岸に近寄ったサクラマスには、もっと大きいのもいると聞いているけれど、胆振沖太平洋では3kgを越えたら船の上で飛び跳ねて喜んでいい大きさと言っていい。
私の場合は、2.5kgでも飛び跳ねて喜んでしまう。

昨夕、ひねもすさんから2.4kgのマスを東経141°13′海域でゲットした旨のメールをもらっていたので、真っ直ぐ13′海域に入ったのだが、大型トロール船3隻が操業中。

KON-chan号は東へ東へと追いやられ、結局、落ち着いて竿を出せたのは15′海域。

雪代水の影響は、陸から8海里沖の120m海域でも見られ、3月に入ってから海水温の低下と濁りが目立つ。
が、海水温が下がろうが、水が濁ろうが、釣っている人は釣っているのだから、魚はいる。

魚はいる。
魚はいる・・・はず。
魚はいる・・・のかなァ。

こない・・・

Trawl8時過ぎ、ひねもすさんからTEL。
『タナ、教えていなかった。100m』

もったいを付けずに、結果を言おう。
本日の釣果は3尾で、全てタナ100mでヒット。
3尾とも、2kg越え。

最大重量魚は2.75kg(^O^)

船の上で、マスも飛び跳ねたけど、私も飛び跳ねちゃった(^O^)

サンキュー、終日(ひねもす)さん

《画像:上》大型トロール船が、網を曳きながら走り回る。
こちらは『釣れたらいいなァ』だけど、あちらは生活がかかっている。
西から東へと、トロール漁が進んできて、それに伴い、遊漁船、プレジャーボートは東へ、東へと移動。

《画像:中》その内、トロール船3隻に、マス船団が囲まれるような配置に。
レーダー画面は最外円を3海里にして表示。
15、6隻のマス船団が、トロール船に囲まれるように寄り添っている。

《画像下》本日の釣果。
中央のマスが、最大重量魚。
2.75kg。

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