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2007年3月31日 (土)

サクラ前線南下中・・・のはずだったのだけど

胆振沖太平洋で越冬したサクラマスの遡上先は、噴火湾にそそぐ河川だったり、日高の河川だったり、遠いところでは津軽海峡を縦断した向こう側の日本海側河川だったりする(らしい)。
サクラマスの名前の由来通り、桜の季節から夏にかけて遡上するから、胆振沖太平洋から移動を開始しているのは間違いないところで、この移動先が分かれば、この先もしばらくサクラマスと遊べる。

本日、5時45分出航。

週刊釣り新聞の釣況MAP欄に『恵山沖 水深60~80mで1.5~2.5kgがいい人で7匹』という記事があったのを根拠に、防波堤を出ると、恵山岬に船首を合わせた。
が、波高こそ0.5mしかないけれど、ピッチの短い尖った硬い波が続き、船速が上がらない。

元々、赤イカを持参しての、かなり弱気な出漁だった。
あっさり、左転舵し、浮きソウハチ場へ。
6本針サビキを3回入れて14枚。
ヒット率78%と効率のいいスタートだが、4回目は投入しなかった。
海況好転、波の頭が丸く柔らかくなったのが、その理由。

で、再び、恵山岬に船首を合わせ、27ノットで南下した。

桜前線は北上中。
サクラマス前線は南下中。

Cape_esan_4

【画像1枚目】恵山岬灯台。絵鞆の船長にとっては、このあたりまで来ることがひとつの目標。
そのひとつ上の目標が、函館入港。
釣り新聞の記事が書いている〝恵山沖〟とは、この灯台のある岬をかわして、さらに南西に進まなければならないようだ。

【画像2枚目】様子が分からないものだから、船上で、ソウハチの頭・ハラワタ取りをしていたら、カモメも寄ってきたけど、磯舟も寄ってきた。

私、『室蘭から来ましたァー。このあたりでマス釣れますかァー』
『おォ、2、3日前までは、随分釣れたよォ。今日はダメだァ。』
この方、サクラマスヘラ曳き漁の本職さんでした。
本職がダメなのにKON-chan号で掛けられるわけがない。
わけがないので、バケ振りにも力が入らず、20回ほどで仕掛け収容。

【画像3枚目】水深90m付近にいたサクラマス1本釣り漁船。この画像ではハッキリしないが、非常に長い竿を自動でシャクっている。
しばらく見ていたが、ノーヒット。

【画像4枚目】爆釣中のソウハチ場だったが、これぽっちあげただけで離脱するのに、全く未練はなかった。

【画像5枚目】釣果の追加。往復80海里も航海をすれば、ソイの入ってる根の上を通過することもある(^o^)

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