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2006年10月 4日 (水)

“狙って”釣ったブリ

ブリについては、私はまだ掛けてないので、実体験の裏付けのある話にはならないのだが。

ブリジギング時のフォール・ジャークのピッチは非常に速い。
先日のT橋さんの様子や近くで流していた(KON-chan号から寄っていったのだが)金龍丸の乗客の様子を見ていると、毎分20から早い人になると60回くらい。
こんな速さでジグを海底からシャクリ上げてくるのだから、水中ではジグとフックが一体化(フックがジグに張付いている状態)している時間が長く、その時はフッキングはほぼ絶望的。
ジグとフックが離れるのはフォール中を含めたほんの短い期間だけだから、ブリがジグにまとわりついても口の硬いところにフッキングする確率は小さい。

ブリジギングはバレが非常に多いのだが、その理由がここにある(のだと思う)。
その上、この釣りを半日もやったら懸垂150回くらいの疲労は覚悟する必要ある。
電動ジギングでも、懸垂30回くらいの疲労はくる。

にも関わらずジギングを好む人が多い。
それは、この釣りが攻撃的と言うか、水中のジグの動きが思い描けるからで、特に魚探のモニターを見ながらジグを落とせるマイボート釣り師なら、“狙って”釣ることができるからだろう。

最初にも書いたように、実体験の裏付けがないから、以上は頭の中で考えただけのことで、ウソ八百どころかウソ八千かもしれない。

さて。
函館遠征から帰宅した日曜日の夕方、家内から『ブリは?』。
どうも1泊2日の釣行をしたあとだから、『こんなに釣って、どーするの?』という言葉を用意していたような・・・、んなわけないか。
私、『へへ』とも『Hie,Hie』とも『屁屁』とも、文字では表現のしようがない発音で、『ボ』だったことを伝えるのが精一杯(^^;

が、どういうワケか、いや、ワケあって、本夕、下の画像のブリ入手。

Yellow_tail


そのワケとは・・・

先日の函館遠征の企画者のI佐氏、今日は本業の船の点検のためか釣りのためか、多分、ご本人にも分からないのだと思うけれど江差マリーナへ出張。
出張先の江差マリーナからリアル浜ちゃんの愛艇SAKURAに乗って、さらにブリ海域に出張したようで。
だけど今日の江差ブリ海域は激シブで、船中1本。

それをあげたのがI佐氏で、その貴重な1本を私が横取りしたというのが、そのワケ。

SAKURAは、ジギング船。
ということで、この画像は、I佐氏が“狙って”釣ったブリ。

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コメント

う~んジギングは「体力気力ど根性」の釣りだと思われているのかな?(爆)

とにかくシンプルな道具仕立てだけに、バランスがモノをいう釣り方ですね。
バレが多いと思うのも、フックシステムに原因もある事多いけど、ブリの食い気に合わせたシャクリが出来ていないのが一番の理由かな。

意外とバレないモノですよ。今年だと打率で行けば8割5分以上かな。年によっては10割ということも・・・。
ま、強打者SAKURAということで(爆)

僕の船は何でもありの五目船ですよ~。

※ちなみにI佐さんはメンテ→試運転に来ています。
手に持つモノは工具から釣り道具へと変わっていますがね(笑)

投稿: SAKURA | 2006年10月 5日 (木) 20:42

リアル浜ちゃん、こんにちは。

>う~んジギングは「体力気力ど根性」の釣りだと>思われているのかな?(爆)

少なくとも、「体力」は必須ですね。
2日間で手動ジギングはわずか4回、ジギング総巻上げ距離100m弱、電動ジギングは50回(リールのクラッチを切った回数)ほどで、私は力尽きました、ハイ(^^;

岸壁でのチカ釣りでさえ、自動シャクリでやっている人います。
そういう人、私、好きです。

「ジグに結ぶラインはこうしたらいいのでは」、「ジグの断面形状はこうあるべきだ」というポンチ絵を描きました。
が、現在のシステムで打率10割が実現できるようですから、どうもそのポンチ絵にした理屈、ウソ八千をウソ八万にするだけだったもののようです。
記事にしなくて良かった(^^;

>※ちなみにI佐さんはメンテ→試運転に来ています。

試運転? 300FBの(^0^)

投稿: KON-chan | 2006年10月 6日 (金) 01:06

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