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2005年10月11日 (火)

秋の感じ方

この3連休、無線機を持って外に出た人も多かったようで、アマチュア無線の交信がにぎやかでした。
私も、9日と10日、竿を出す時間より、KON-chan号船上のJL8LDM局の無線機のマイクを握っている時間の方が長かったくらい。
9日、海抜0mのKON-chan号無線局との交信に応じてくれたのが、海抜1107mの尻別岳山頂から移動運用中のJR8EQS局。
10日、同じく海抜0mのKON-chan号無線局との交信に応じてくれたのが、海抜750mのカムイヌプリ山頂から移動運用中のJJ8RNG局。
両局とも車では上がれないフィールドからの運用なので、ハンディ機の使用でしょうからせいぜい5W程度の出力だったのではと思いますが、良好な感度で受信できました。
各局さん、交信どうもありがとうございました。
登山中のハムの交信をワッチしていると、『コクワ』、『キノコ』、『山ブドウ』といった単語が出てきて、秋の深まりが急速に里に駆け下って来るのが分りました。

とは言っても、やはり、そこは絵鞆の船釣り師。
秋の深まりは言葉ではなく、竿を持つこの手で感じたい・・・
が、9日はサバで秋の深まりを感じようとしてダメ。
この日、Happy号船長が鷲別沖でワラサを掛けたというので、そのヒットジグによく似たピンクのジグと更にテンテンを持って、翌10日早朝、鷲別沖どころか幌別沖まで走ったけれど、鳥も見えず、何の反応だかよく分らない魚探の反応めがけてジグを落とす作業にもすぐ飽きちゃってダメ。
ワラサなんて、滅多に掛けられるものじゃない。
これを掛けて秋を感じようというのは、私の場合は生意気と言うもの。05101001

ここはカレイの岸寄りで秋を感じつつ、鳥山が立てばそちらに走ろうと、噴火湾内に立つ鳥山と太平洋に立つ鳥山の両方とも見えるようにということで、地球岬のすぐ南西で26mから31mの間でカレイ竿を出すことに。
この位置が良かったようで、上述のJJ8RNG局を初めカムイヌプリや室蘭岳に登って運用している移動局の電波をクリアーに受信することができました。
更に良かったことに、カレイのアタリも頻繁で誘うとすぐ掛る。
アグネス船長の釣行記によると、10日の釣果は鷲別・イタンキ沖で一人30枚前後とのことでしたが、KON-chan号では、無線機と竿との間を行ったり来たりしながらの実釣時間80分ほどで20枚(゚o゚)
マ・ソウハチ・スナ・イシの4種のカレイがあがりました。
順に14・4・1・1枚。

3桁ペースだったけれど、風・波ともあり、久し振りの船酔いで、昼前、帰港(^^;

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コメント

KON-chanさん、こんばんは

カレイ釣りで秋を感じるですか?流石に海の男ですね(^^)。軟弱な私は、湿原河川で秋を感じる予定だったのですが感じたのは体中が濡れているという事だけでした(笑)。

食べる魚と言えば、釧路で漁船内箱詰めという刺身用のサンマを買ってきました。で、焼いて食べました(笑)。刺身は美味しいですが面倒で(^^;。

カレイの岸寄りも本格化ですか?アキアジはイマイチ気乗りしないのが正直なところなんですが、サバとかブリとかカレイは食べて美味しいのでチャンスが有りましたら、また乗せてくださいね(^^)

投稿: Hiroshi | 2005年10月11日 (火) 23:48

Hiroshiさん、こんにちは。
年中釣れるカレイですが、KON-chan号のフィールドではソウハチは早春、クロガシラとイシモチは春、マガレイは春と秋。
上記中、食材としてならソウハチが一番だと思いますが、人気はマガレイですね。
『春はガン玉付けて鈎を沈める、秋はシモリ浮きをつけて鈎を浮かせる、鈎は小さめ12号。カレイは奥深いンだゾー』と名人から教わった秘訣です。

私は14号の鈎にガン玉付けた仕掛けを使ったけれど、魚さえいればどうやっても釣れますネ。

湿原河川は2週間ほど季節の進行が遅れているようですが、海の方はもう少しで例年の水温に追い付きます。
低いところだと18℃ちょっと。
1週間で2℃も下がりました。
もうひとシケきたら、サバが去る水温です。
様子を見て、ご連絡しましょう。

ところで、渓流マンがアキアジ狙いの船に乗ったら、下品だなァと感じるかもしれません。
あれは確かに下品です。
気乗りがしないというのは、多分、やる前から、実釣の場の雰囲気が予想できるからなのかも知れません。
その予想、当たってます(^^;
まァ、こちらの方も、様子を見てご連絡します。

投稿: KON-chan | 2005年10月12日 (水) 05:46

KON-chanさん、こんばんは

海釣りに関しては、時々遊ぶ程度の人間ですので偉そうな事は言えませんが、鰈に関しては居れば何とかなるのは間違いないです。ただ、日本海側に多い小型のマガレイとかだと結構シビアな釣りかなとは思ってます。但し、そのシビアというのが初心者は坊主でベテランは三桁という程のレベルではないでしょう。言うなればワカサギ釣りと似たようなものです。

下品・・という感じ方はありませんよ。釣りによって上品も下品もないと正直思います。僕がアキアジ釣りにあまり気乗りしないというのは、恐らく僕が楽しむ釣りか食べる為の釣りを線引きしてしまっているからだと思っています。

海釣りだと、欲しいなと思う魚は、カレイ、ヒラメ、鯖、ブリ、サクラマス、カラフトマスなんて感じでしょう。淡水釣りの場合はルアーで釣れるトラウト一般及びワカサギでしょうか。で、淡水で食べるのはワカサギのみ(今は)。で海の場合、先に挙げた魚は食べたいと思っているのですがアキアジに関しては、あまり食べたいと思わないんですよ。トバとか山漬新巻みたいな完成品は食べたいなと思いますが、生の鮭は正直あんまり美味しくない魚で(^^;。

それならば、釣りだけを楽しむという考えはあると思うのですが、恐らく掛かれば強烈なトルクで抵抗され楽しいと感じると思うのですが、掛かるまでの釣りがジギングを除いて、正直かったるそうな(((((^^;

投稿: Hiroshi | 2005年10月12日 (水) 21:45

としたら、御案内できるのは、カレイですね。
アメマスシーズンでしょうから、こちらに足を向けることは少ないのではないかと思いますが、気が向いたら、連絡ください。

ブリもカラフトもKON-chan号進出範囲内に漁場はありますが、かなり前にブリの幼魚のフクラギを掛けたことがあるのみ。
いわゆるブリとなると、私の技術だと手子1名が必要で、今日計画して明日行きましょうって具合にはいきません。
また、カラフトは漁として成立するほど近くにいるのですが、絵鞆の船釣り師は狙いません。
サクラは、既にショアーからの実績を出しておられますから、船からの方がつまらなく感じるでしょう。
サバは水温がきわどいところまで下がってきているところに加え、今週末はシケ予想ですから今シーズンチャンス薄。
ヒラメはサケ以上にかったるいことを保証します(^^;
私は釣りに関しては少し生意気になってきました。
上品な釣りってのは知りませんが、私にとって下品な釣りってのはあります。
恥ずかしくて、人前ではやれません。
これが、KON-chan号の単独行の多い理由だったりします(^^;

投稿: KON-chan | 2005年10月13日 (木) 06:42

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