3連休は3連時化
某船長は、1本千円以上する毛鉤を使って大変な実績を出しているとのこと。
風呂で毛鉤の動きを研究したという船長も知っているし、白熊の毛がいいとも。
今季のKON-chan号船中釣果はわずか2尾で、しかも私の竿では1尾もあげてないので、いいと言われることは一応試してみたい。
が、〝例の店〟の1本千円以上の毛鉤はすでに完売。
前回の出漁で、外道の助宗が銀色の小魚を吐いたのを確認しているので、あの海域ではこの銀色の小魚が助宗やサクラマスのベイトとなっているに違いないから、白熊の毛がいいというのは大いに納得できる。
キラキラするのもいいように思う。この方針でいこうということで、白熊の毛は持っていないけれど、ニワトリの頚羽根(ハックル)とキラキラする細い糸は持っているので、これらを巻いた白毛鉤を作った。
と、黒がいい!という情報も。
黒や緑はサクラマスの定番毛鉤で、これは数多くの実績があるから納得度きわめて大。
上で書いた〝この方針〟というのはどこかにやってしまい、黒毛鉤も用意した。
これで一安心していたら、札幌の親戚から電話があり、
『ハヤブサの◎□♯とヨーズリの△※∠を巻いたキンキラ毛鉤がいい』とのこと。
あの畑山氏やささげ氏とも交友関係があるという人の話だから、これは作らにゃならん。なもんで、こいつも巻いた。
祝日の金曜日はシケで出航できず。
倶楽部ハウスに寄って黄色と白熊毛鉤を貸してもらった。
すでに完全に〝この方針〟というやつが無くなった・・・
私の方針同様、天気予報までが変わってきた。
土曜日は1日中強風で出航できず。
昨日の午前中までの今日の予報は、『晴れ時々くもり、波1m』だったのが、午後になると、『波1.5m』。
今日になると『海上では西の風やや強く、波2m』と変更。
どうやら、気象台の予報官は、天候は悪化方向にあるということに予報方針を固めたようだ。
私はというと、絵鞆展望台から港外の様子を見て、やっと帰宅の方針を固めた。
コメント
白が良い!黒が良い!
あはは。相反する色ですよね。
自分が多用する毛針が一番の実績となる見本でしょうか。
白熊(ポーラーベア)ですが、フライショップなどに売っていますよ。
高いんですよねぇ。
ワシントン条約に引っかかるようですね。
でも、一部商取引が認められているようです。
(フライタイイング・マニュアルより)
そこで、これの代替え品として何かを使うことが多いと聞いたことあります。
何だったかなぁ・・ 誰かフォロー頼みます(^^;
投稿: むっち | 2005年2月15日 (火) 09:14
私自身は黄色が効果的だと考えて、黄色ダビング材をダブダブに巻き、オーロラスレッドでキラキラ感を出し、ジャングルコックで目玉らしさを表すというつもりの毛鉤を使ってきましたが、今回は気分も新たに巻きました。
今季聞いた情報では黄色はダメとのこと(^^;ですが、今まで黄色で掛けてきたので借りた黄色毛鉤も仲間に入れるつもりです。
ところで、ポーラーベアは高いので買うのを止めました(^^;
希少性と魚が掛かる掛からないは全く別なことですから、オーロラスレッドで代用。
毛鉤を自製するというのは面倒ですし、既製品よりも釣れるという気も全然しないのですが、自製するとワクワク感が膨らみますね。
まァ、このワクワク感は、ほとんどの場合、裏切られますが・・・
サクラマスはジギングでも、アメマス用ルアーやフライでも、ソウハチ仕掛の赤イカにもきますから、私が言うと生意気ですが、多分、本当は、難しい魚ではないのだと思います。
煮干くらいの大きさのイワシが手に入れば、餌釣りもできるんじゃないかとも思います。
真冬の沖がフィールドなので釣行機会が限られるし、姿がいい上に、絶対数の少ない魚なので釣る側の人間の方が必要以上に難しく考え過ぎているんじゃないかと。私自身も考え過ぎです。
そう思う一方で、なぜか、あまり簡単には釣れないで欲しいという気持ちもあったりしますネ。
投稿: KON-chan | 2005年2月15日 (火) 17:17
やっぱり、わくわく感って大切だと思いますよ。
私は経済的に許されるなら既製品のフライを買いまくると思います。
それでもフライを巻くのは止めないと思いますけど。
つい最近に、トーシローさんとも同じ話をしたっけなぁ(笑
でも、今までのマテリアル代と、もしフライを購入していたらの金額って、どっちが多いのだろう?
まぁ、趣味を金額で換算するのは間違いなんでしょうから計算は止めておきます。
そうそう、キンコさんは家族や釣り仲間を置いて、暖かい南国にお出かけですね。
仕事でなければ羨ましい・・・
konちゃんさんは、寒い海でのサクラ、頑張って下さいね。
私は3月の暖かくなる時期まで冬眠してます(^^;
投稿: むっち | 2005年2月15日 (火) 22:21
> 私は経済的に許されるなら既製品のフライを買いまくると思います。
経済的に恵まれた人の例は以下の通りです。
盛装した中世英国貴族が釣りをする様子を描いた絵を見たことがありますが、糸の先にフライを結んだり、掛かった魚を外したりするのは下男・下女の仕事だったようです。
毛鉤作りも下男・下女の仕事。
経済的に恵まれた人っていうのは何だか子供に似ています。
小さな子供連れの親子の釣行風景がそれ。
竿を持っている子供が貴族で、餌付けや魚の鈎外しをしている親が下男・下女(^^;
スポーツ視覚学の研究者が書いた、『科学する毛バリ釣り』という本を読みましたが、古老テンカラ師ともなると縫い針を曲げて自分で釣り鉤を作ったりするようです。
物のない時代はそうせざるを得なかったのでしょうが、こんなところから作業をして、魚を掛けることができたら、さぞ面白いでしょうねェ。
> それでもフライを巻くのは止めないと思いますけど。
っていうのが、〝大人の趣味のあり方です〟と、金のない我々はそう思うようにしましょう(@_@)
まァ、金はないけど、ワクワクした時間は持てたりします。
> 私は3月の暖かくなる時期まで冬眠してます(^^;
何だかんだ言って、もうじき3月。
胆振沖のサクラマスも終幕間近です。
なのに今度の週末もシケそうです。
金が有っても無くても、これは皆同じですね(^^;
投稿: KON-chan | 2005年2月16日 (水) 18:53