山歩き

2023年5月14日 (日)

ブナの森を楽しむ

ブナの森を楽しむ』を読んだ 。
ンで、昨日、今日と、ブナの森を楽しむために、登山靴にザックを背負って黒松内町のブナ林へ。

2023051401
黒松内には、松浦武四郎命名による地名、ブナノキタイがある。
その付近にあった中間部から折れたブナの老木。
幹にはクマゲラやアカゲラにつつかれてできた多数の穴。

2023051405_20230514180101
ブナの幹に、キセルガイモドキ(カタツムリ)の仲間。
 
Gpslog_20230514170701
昨日、今日と歩いたGPSログ。

| コメント (4)

2023年1月 7日 (土)

冬山を歩く 2

昼近くになって入山。
風穏やかで、冬の日射。
里はプラスの気温。

山ではネックウォーマーを外し、帽子から耳を出した。

2023010702_20230107183901
そこここに、キツネの足跡。
そこここに、ウサギの足跡。

気温が高いせいで、雪が重い。
高度を150メートルばかり上げたところで、その先は放棄して滑走。

2023010701_20230107183701
ここまで戻ると、だんパラスキー場のゲレンデミュージックが聞こえてくる。
スキーを外し、この岩の上でコーヒーを淹れた。

GPSログの記録が不調。
Gpslog_20230107192601

| コメント (2)

2023年1月 3日 (火)

冬山を歩く 1

雲が割れて、空に青が見える。
空に青が見えても、時折 降雪。
北西の季節風が強く、雪が舞い上がり地吹雪となる時間も。

 登り:冬コース
 下り:冬コース

2023010301
ここで、滑走面のシールを確認してスキーを履く。

2023010302
冷えているのだろう。
また、随分と充電も怠っていた。
胸バッグのカメラが、2回シャッターを切ったところで機能停止(^^;

登り。
シールが効果を発揮。
スキーアイゼンを使うこともジグを切って斜行することも横歩きすることもなく山頂まで。

山頂。
バーナーに火を点け、コーヒーを淹れた。

下り。
積雪量が少なく、ササが埋まっていない。
上のほう一節(ひとふし)ぐらいが出ているササならば、スキーは引っ掛からない。
が、こんなに顔を出しているようでは、ササをかわし、樹木をかわしが必要。
そんな技量を、私が持っているはずがない。
圧雪されていない雪上でのプルークボーゲンの脚への負荷は大きいのだが、上がったら下りねばならない。
プルークボーゲン95パーセント、シュテムターン5パーセントで。

| コメント (8)

2022年7月10日 (日)

大雪山系を歩く 3

《3日目:7月9日》
2022070901
モルゲンロート。
今日も快適な山歩きになりそうだ。

2022070902_20220710105701
黒岳山頂 (1984m)

以降は下山。
5合目(1300m)からは、黒岳ロープウェイで。
下りロープウェイが運んでくれる先は、戻る場所、戻らねばならぬ場所。
生活というか世間というか日常というか何というか。
が、そこに戻れば、スマホは圏内域になり、シャワーで汗を流せ、新聞を読める。

二泊三日の、ごくごく短い孤独と自由のソロ山行。
生活というか世間というか日常というか何というか。
さァ、そこに戻ろう・・・

二泊三日間の、
全給水量は、
 ・5500CC

全食糧は、
 ・小川珈琲店  プレミアムブレンド 6ドリップ
 ・尾西食品   カルボナーラ    1パック
         きのこのパスタ   1パック
         梅じゃこご飯    1パック
         五目ご飯      1パック
         わかめご飯     1パック
 ・アマノフーズ にゅうめん     2個
 ・明治     マーブルチョコ   60グラム

Gpslog_20220710122601

Gpslog_20220710105701

| コメント (6)

大雪山系を歩く 2

《2日目:7月8日》
2022070806_20220710103301
山が焼け、雲が焼けた。
山の朝だ。
雲海の上は、快晴。

かなたに見えるのは、トムラウシ山(2141m)。
一昨年、山頂を踏んだ山だ。

2022070801
稜線に立つ彼も、
大雪山に登って、山岳の大(おおい)さを語れるヒトだ。

2022070802
北海岳山頂(2147m)

2022070804
キバナシャクナゲ。
キバナというが、シロバナも多い。

2022070803
北海沢の渡渉。
画像左下のスノーブリッジがしっかりしていて、靴を濡らさずに渡渉。

2022070805
雪渓の融雪を集めて流れる赤石川の渡渉。
石狩川最源流のひとつ。
増水期も終わりに近い。

2022070807_20220709232001
黒岳石室野営指定地(1891m)。
今夜の宿だ。

| コメント (2)

大雪山系を歩く 1

 富士山に登って、山岳の高さを語れ。
 大雪山に登って、山岳の大(おおい)さを語れ。
1923(大正12)年、『層雲峡より大雪山へ』と題するエッセーの冒頭に、大町桂月が書いた言葉。

大町桂月の美文に酔う感性を、私は持っていない(^^;
が、大雪山系は縦走してこそなのは実感。

銀泉台から赤岳に入山、白雲岳・黒岳の山頂を踏んで層雲峡に下りるルートを。
私の脚でも1日で歩き通せるルートだが、山で眠ろうとテントとシュラフも背負った。
1泊。
天候が許せば2泊したい。

《1日目:7月7日》
2022070701
雪渓のトラバース・直登が続く。
先行するのは、女性二人パーティ。

2022070703
赤岳山頂(2078m)

2022070704
白雲岳野営場(1980m)
今夜の宿だ。

 群生の高山植物と雪渓
 岩稜の鋭さと火山砂の乾き
 2000メートルの空気の冷涼
心拍数をあげ、汗をかいた者のみがそれを知る。
それを語り合う者を伴わない、ソロ登山の孤独と自由。

縦走装備の背中のザックが重い。
孤独と自由の重さだ。

| コメント (10)

2021年12月 5日 (日)

冬山を歩く 3

北西風、今日も強い。
我が小船では沖に出られない。
山へ。

 登り:南尾根(夏道)コース 
 下り:南尾根(夏道)コース

午後から、野暮用。
最短距離を、登って下りるコースを。

雲母片のような雪が、左から。
防風着のフードをかぶる。
そのフードに強風が当たり、ガサガサと大きな音を立てる。

2021120501
室蘭岳山頂にて。
山頂寒暖計は氷点下6℃。

ここに立つ頃、雪が止んだ。

2021120502
山頂から見る室蘭港。
黒い雲が港の上にかぶり、輪郭のぼやけた風景。
海も街も暗い。

山歩き時間2時間10分。
11629歩。

飲食なし。

Gpslog_20211205131901

| コメント (0)

2021年12月 4日 (土)

冬山を歩く 2

北西風強く、我が小船では沖に出られない。
山へ。

 登り:西尾根コース 
 下り:水元沢コース

山を大きく時計回りに。

2021120402
西尾根825メートルピークにて。
ここまでの間、わずかな量だが、硬い雪が左から吹き付ける。

2021120403
室蘭岳山頂にて。

時間の経過とともに、風が穏やかになり、雪もやんだ。
短い時間だが、空に青が見えた。
山頂寒暖計は氷点下4℃。

2021120405
左の急傾斜から沢に下りて、滑滝。

ここで、バーナーに点火。
沢水を汲んでコーヒーを淹れた。

2021120406
山を出る直前に、鷲別川の本流を2ヶ所、大きく渡渉しなければならない。
飛び石を伝って渡渉するのだが、その飛び石の一部が流されたか。
靴を濡らさないで渡るには、2ヶ所とも身長が2メートルあるヒトのコンパスが必要。

防水力の落ちている登山靴だと足を濡らすこと必至。
左右それぞれに防水スプレーを1本ずつ吹いてきたのが良かった。
半沈石も使っての渡渉だったが、足を濡らさずに対岸へ(^^)

山歩き時間4時間20分。
16018歩。

全給水量は、
 ・150CC

滑滝で、
 ・スターバックス ハウスブレンド 1ドリップ
 ・グリコ ビスコ 焼きショコラ 2個

Gpslog_20211204153701

| コメント (2)

2021年11月28日 (日)

冬山を歩く 1

等圧線が縦に並び、冬の気圧配置。
空は明るいが北西の季節風が強く、我が小船では沖に出られない。
山へ。

 登り:西尾根コース 
 下り:南尾根(夏道)コース

2021112801
ペトトル川の源流をひとまたぎ。
登りに取り掛かる。

2021112802
西尾根825メートルピークにて。

空は濃い青。
山を歩く者のみが知る色だ。

右奥に見えるのは、登別沖太平洋。

2021112803
山頂近くで樹氷。

入山時の気温は1℃。
このあと、気温が上がり、高度を上げても気温は下がらず。
そのせいで、樹氷がゆるみ、風が吹くと音を立てて枝から崩れ落ちる。

2021112804
室蘭岳山頂にて。
山頂寒暖計は、3℃。

この山頂標識が埋没するまで あと2メートル雪が積もる。

ここで、雪を溶かしコーヒーを淹れた。

アイゼンを持たずに上がってきた。
沢沿いを歩くつもりでいたが、南尾根から下りることにした。

山歩き時間3時間15分。
13962歩。

全給水量は、300CC
 ・Starbucks ハウスブレンド 2ドリップ
 ・グリコ ビスコ焼きショコラ 3個

Gpslog_20211128141701

| コメント (6)

2021年7月25日 (日)

大雪山中で、『世界奇食大全』を読む

'16年9月17日、旭岳(2291メートル)から黒岳(1984メートル)へと縦走。
翌18日、黒岳から旭岳へと戻った。
山は秋の終わりというよりも冬の初めで、9月18日には降雪。

今回は、それを夏に。

2021072401
山行の始まりはここ。
山行の終わりもここ。

 昨日:旭岳ロープウエイ姿見駅 → 旭岳山頂 → 黒岳石室(テント設営)
    → 黒岳山頂
 今日:桂月岳山頂 → テント撤収 → 旭岳ロープウエイ姿見駅

2021072403
1600メートルでは、すでに綿毛に変わっていたチングルマ。
旭岳東斜面の大雪渓を下り、縦走路に踏み入ったあたり、
 あの斜面まで
 この斜面まで
 目の届く先まで
チングルマの花・花・花。

Gpslog_20210725164801
昨日と今日を合成したGPSログ。

テントの中。
山の夜は早い。
2021072402
こんな山メシを食べながら、読み始め。

半袖・短パンで上がってきたが、急速に気温が下がる。
長袖シャツを着、シュラフに足を突っ込んで、ヘッドライトの明かりで読み進めた。

山の夜は早い。
ということは、山の夜は長いということ。
眠りに落ちる前に読了。

奇食とは、極めて個人的な感覚。
本書で言う奇食とは、限られた地域で食べられているモノといったぐらいの意味。
紹介されるのは、「紙」から「土」まで56品。
新潟県の「メダカの佃煮」
仏・伊・中・露の「ニワトリのトサカ」
福島県の「まんじゅうのテンプラ」
等々。

テントの中での、私の昼・夕兼用食は、
 サタケ:梅じゃこゴハン 1パック
 上島珈琲:職人の珈琲 マイルドブレンド 1ドリップ

奇食ではないだろう。
が、あまり健康的な質・量とは言えないような(^^;

| コメント (8)

より以前の記事一覧