『日本FOOD紀』を読む
〝FOOD記〟ではなく〝FOOD紀〟。
本書は、日本製粉・ヤクルト・ロッテの協賛・協力で作られ、全国の小・中学校に寄贈されたようだ。
ではあるが、カタい教育書ではない。
内容は、石器時代から現代に至るまで、日本人は何を食べてきたか。
特に、戦争前後から今に至る〝食〟と〝社会〟に多くのページが割かれている。
ウラ オモテにギッシリと書き込まれたA1サイズの年表が付録。
この年表が充実していて、これを眺めているだけで、ハラもアタマもイッパイになる情報量。
児童・生徒よりも、アタマが白くなり始めた大人が読むにふさわしい(と思う)。
こんな喫茶店で読み始め。
カップは Royal Albert の bone china。
本書、1995年のページでは、マクドナルドのハンバーガーを話題にしている。
この年は、阪神・淡路大震災、地下鉄サリン事件が起きている。
食 に関しては、消費期限もしくは賞味期限の表示が義務付けられた年。
円高、デフレ経済の真っただ中。
今日現在、マックのハンバーガ―は1個 170円。
1995年。
当時は210円だったのを130円に値下げしている。
本夕、読了。
マックのハンバーガ―の価格変動の振れ幅は大きい。
2000年は、平日半額で65円。
2002年には、80円に上げたところ売り上げ激減。
2ヶ月後に59円としている。
以下は、数字を並べただけ。
マックの店舗数の一番多い国は、もちろん米国で14000店強。
次が日本で3000店弱。
三番目が中国で2400店弱。
ちなみに、日本におけるケンタの店舗数は1200店弱。
中国では、マックより多い5000店を超える。
ウソかホントか、マックで働いた経験のある米国人は、人口の10パーセントを超えるらしい。
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