大雪山系を歩く 1
富士山に登って、山岳の高さを語れ。
大雪山に登って、山岳の大(おおい)さを語れ。
1923(大正12)年、『層雲峡より大雪山へ』と題するエッセーの冒頭に、大町桂月が書いた言葉。
大町桂月の美文に酔う感性を、私は持っていない(^^;
が、大雪山系は縦走してこそなのは実感。
銀泉台から赤岳に入山、白雲岳・黒岳の山頂を踏んで層雲峡に下りるルートを。
私の脚でも1日で歩き通せるルートだが、山で眠ろうとテントとシュラフも背負った。
1泊。
天候が許せば2泊したい。
《1日目:7月7日》
雪渓のトラバース・直登が続く。
先行するのは、女性二人パーティ。
赤岳山頂(2078m)
白雲岳野営場(1980m)
今夜の宿だ。
群生の高山植物と雪渓
岩稜の鋭さと火山砂の乾き
2000メートルの空気の冷涼
心拍数をあげ、汗をかいた者のみがそれを知る。
それを語り合う者を伴わない、ソロ登山の孤独と自由。
縦走装備の背中のザックが重い。
孤独と自由の重さだ。
コメント
いいですね。赤岳、黒岳、凌雲岳は行きましたね。
黒岳に行ったときは、嫁ともう少し、
歩きたかったけど、当時S君を連れて行ったので
戻る事になりました。S君はアウトドア向きでは無いので
仕方ないですね。
投稿: ja8oxy | 2022年7月10日 (日) 17:23
ja8oxyさん、こんにちは
山はいいですね。
3日ともいい天気で、顔も腕も日焼けで皮がむけてます。
ザックが重いということもありますが、貧脚。
ゆっくり歩き。
でも、ゆっくり歩くことで、花も虫もよく見えますね。
白雲岳野営指定地まで私の脚で残り90分という地点で追い抜いたご夫婦が、私がテントの設営を終えてから2時間以上過ぎた頃に野営地に姿を現したのには驚きました。
あゝ、こんな山の歩き方があるんだ。
ゆっくりでいいんだなァ、と。
黒岳の7合目からはリフトを使えるのですが、今回は歩いておりました。
前にリフトを使った時に、リフト下には何種類もの高山植物がこれでもかこれでもかというくらいに咲いていたので、それを間近にと思ってのことでした。
しかし、リフト下と違って登山道はササヤブの中。
花なんかひとつも見ることができませんでした(^^;
あゝ、Sさん。
元気でいますか。
私もすっかりインドア的な山歩きです。
投稿: KON-chan | 2022年7月10日 (日) 22:24
私に言わせてもらえれば、貴殿の足はじゅうぶん速いです。
私は足より心肺がついて来ず、お花や景色を撮りながら歩けばちょうどいいようです。
車でびゅーんと通り過ぎる景色には見えなくなるものもありますが、
その同じ道をのんびり自転車やお散歩で行けば、いろんな物が見えてきますね。
見逃すのは勿体ない。
丁寧に行く。
そんなのも悪くないって思っています。
(単に足が遅い言い訳ですね)
投稿: めりー | 2022年7月11日 (月) 12:32
足が遅いと言えば。
私は徒競走でいつもラストから2番目。
運動会は、大嫌いでしたね。
なんとか、大雨が降って中止にならないかと
祈った物です。
投稿: ja8oxy | 2022年7月11日 (月) 14:37
いやァ、すっかり歩けなくなりました。
まァ、しかし、ガシガシ登るのもいいですが、ゆっくり歩きならでこそ見える景色もあります。
2000mの乾いた火山砂の上をクモやアリが歩いていたり、残雪の上にはセッケイムシがいるんですよ。
テントを設営したあとに淹れるコーヒーがウマいです。
これも心拍数を上げ、汗を流した者だけが知る味ですね。
投稿: KON-chan | 2022年7月11日 (月) 17:42
歩くだけなら室蘭から札幌まで2日で歩けそうな気がしますが。
走るのは私もダメ。
小学校の運動会、高学年ではリレー競技がありました。
が、バトンの受け渡しの練習をした記憶はありますが、本番の選手に選ばれたことはありませんね。
小学校の運動会が雨で延期・中止になった記憶はありません。
あの頃の徒競走って、何m走ったんでしょうね。
投稿: KON-chan | 2022年7月11日 (月) 17:42
低学年は50m 後に100mだと思いますね。
1-3位くらいの人は、鉛筆とかの賞品をもらってましたね。当然貰った事は無い。
運動会は、足の遅い人への差別だぁ
本当にいやだったな。
投稿: ja8oxy | 2022年7月12日 (火) 13:37
高学年は100mくらい走ったんでしょうね。
今なら30秒くらいかかりそうです(^^;
あゝ、私、鉛筆もらったことありますね。
三菱鉛筆9800、軸が濃緑色のもの。
1等ではなかったなァ。
タビを履きませんでしたか。
投稿: KON-chan | 2022年7月12日 (火) 16:29
そうそう、白いやつね。
足が痛いし。あれを履いて学校まで
朝、歩いて行ったんだよね。
投稿: ja8oxy | 2022年7月14日 (木) 13:49
そうでした。
運動会の日は、あれを履いて登校しました。
金栗四三は1912年のストックホルムオリンピックを、足袋で走ってます。
沢登りをする人は地下足袋ですね。
投稿: KON-chan | 2022年7月14日 (木) 23:58