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2022年7月10日 (日)

大雪山系を歩く 2

《2日目:7月8日》
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山が焼け、雲が焼けた。
山の朝だ。
雲海の上は、快晴。

かなたに見えるのは、トムラウシ山(2141m)。
一昨年、山頂を踏んだ山だ。

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稜線に立つ彼も、
大雪山に登って、山岳の大(おおい)さを語れるヒトだ。

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北海岳山頂(2147m)

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キバナシャクナゲ。
キバナというが、シロバナも多い。

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北海沢の渡渉。
画像左下のスノーブリッジがしっかりしていて、靴を濡らさずに渡渉。

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雪渓の融雪を集めて流れる赤石川の渡渉。
石狩川最源流のひとつ。
増水期も終わりに近い。

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黒岳石室野営指定地(1891m)。
今夜の宿だ。

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コメント

日常というか何というかに、おかえりなさい。
いい山だったでしょうか。
朝焼けが素敵ですね、私がうろつく平地では見ることのできない色なのだろうと思います。
雪原から、水蒸気が上がっているように見えますね。
この雪も、ぜんぶ融けてしまいますか?
山の夏は、とてもとても短いですね。
また機会があれば、日常ではないというか何というか、そんな山に行きましょう。
私も歩きに行きたいなあ。

投稿: めりー | 2022年7月10日 (日) 13:41

めりーさん、こんにちは

この山には、1年中融けずに残る雪があります。
この時期はもうほとんどの表面はザクザクですが、場所によっては青く硬い氷になっているところもあります。
アイゼンを持っていきました。
結局使いませんでしたが。

水の豊かな山で、2000mの高所を歩いているのに沢の水音が聞こえます。
〝せせらぎ〟・〝瀬音〟などといった風雅な言葉で表現できるような音ではなく、するどく彫れた谷を走る激しい水の音です。

花をたくさん見ました。
キバナシャクナゲは今が盛り。
赤岳への最後の雪渓の下では、チョウノスケソウの大群落。
ウルップソウの単独株、チングルマ、コザクラ、コマクサ、ツガザクラ等々。

ウスバキチョウやヒョウモンチョウも見ました。
100か200か。
とにかくたくさん(^^) 
ヒョウモンチョウは、雪渓の上にとまったりもしますね。

テン場の朝はカッコーの啼き声。
標高を落とすとウグイス。

いい山でした。
下界の暑い日、また山に眠りに行こうと思います。

投稿: KON-chan | 2022年7月10日 (日) 15:37

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