2022年6月
2022年6月26日 (日)
2022年6月25日 (土)
3秒で5回の1.7ヘルツ
大雨が上がり、今日は穏やか。
こんなことばかりしていて、いいのだろうか。
いいとは思えないが、今日もこんなこと(^^;
8時、出航。
荒天直後だから、ゴミが浮いて水が濁っているだろう。
と、予想して出たが、意外にもゴミも浮いてなく、水色も それほど悪くない。
今日の出竿は、こんな風景の見える海域。
気温が上がった。
Tシャツ1枚になってバケを泳がす。
根掛かり。
ン!?
いや、リールを巻くと、海底からベリっとはがれた。
で、ゴンゴン。
そのゴンゴン、3秒で5回の1.7ヘルツ。
それが、10秒も続いたか。
今日いち引いたサカナの姿を見ることは かなわず(^^;
港口すぐ沖に鳥山。
鳥山の下では、イルカが採餌中。
言い方が逆だ。
採餌中のイルカの上に、おこぼれ頂戴の鳥山。
で、その背中側では、タモを使う艇。
タモを使っていたのは、RERA。
我が眼前でヒラメが上がった。
それを見てのち、KON-chan号入港。
しかし、それを見たことに刺激された。
一旦入港したが、Uターン。
再出港、再出竿。
今日いちをバラしたのちは、
フグ
フグ
アブラコ
ちびヒラメ
ちびヒラメ
リリース。
2022年6月19日 (日)
昨日と同じ今日
昨日は、ボーズで帰港。
こんなことばかりしていて、いいのだろうか。
いいわけない。
いいわけないが、昨日は昨日、今日は今日。
出航前のボートヤードで聞いたのは、たった今 92センチが掛かったと。
海域は、あそこ。
いいわけないが今日もこんなこと。
7時45分、出航。
今日の出竿は、こんな風景の見える海域。
誘導してくれたのは、画像の艇、Sea Dragon。
サンクス。
かの艇では、20枚だか40枚だか掛かったと。
私の竿もいい感じで曲がるのだが、1枚も船上まで上げることができないでいる内に強雨。
北西からの雨雲と競争し南東へ。
ここまで戻ってきた。
カマイルカの宴会海域。
昨日は昨日、今日は今日。
いや、昨日と同じ今日。
ボーズ(^^;
2022年6月18日 (土)
2022年6月17日 (金)
コッチの海域へ
この時季、当地はオホーツク高気圧から吹き込むヤマセ(東風)で、薄ら寒い日が続く。
今日は風が変わり、日が射す予報。
あれこれあって、私は公休。
ンなわけで、竿をかついでマリーナへ。
8時20分、出航。
アッチの海域へ。
と思っていたが、防波堤を出たところで気が変わり、コッチの海域へ。
今日の出竿は、こんな風景の見える海域。
風弱く、良ナギ。
潮が速い。
その速い潮に乗って、船は南東へと流れる。
ここで竿を出しているのは、見える限りは我が艇のみ。
最初に竿先を揺らしたのは、タモサイズのアブラコ。
根掛かりか。
と、竿をあおったらゴンゴン(^^)
80センチ。
しかし、竿をゴンゴンと曲げたのは、これ1枚のみ。
次に竿先を揺らしたのが、なぜここにいるのかクロソイ。
それを機に、正午30分、沖上がり。
2022年6月15日 (水)
『これから「正義」の話をしよう』を読む
2010年、Eテレで放送されたのが『ハーバード白熱教室』。(注)
実際の教室での講義の様子が、ほとんど無編集で放映された。
10年以上も前に見た番組だが、覚えている。
教授が学生に投げかけた質問に、学生が反応する。
その学生の反応に、教授がさらに質問を畳みかける。
教室内が、教える・教わるといった場から、議論・討論の場へと変化していく。
ハーバードの優秀な教員と学生の間で交わされるディスカッションだが、テーマはごく身近、使われる言葉も日常語。
小学生でも、このハーバードの教室内での やり取りの全てを理解できるだろう。
しかし、無編集というのは残酷だ。
投げかけられた質問に反応できず、ニヤニヤするだけの学生も映る。
アジア系。
多分、日本人留学生。
その『ハーバード白熱教室』の教授、哲学者のマイケル・サンデルが本書の著者。
本書の初版は、2010年5月25日。
それが、同年8月18日には すでに45版。
当時、この45版目の本書を買ったはいいが、40ページほど読み進めたところで放り出し。
そして、12年が経過したことになる。
副題が、『いまを生き延びるための哲学』。
さァ、いまを生き延びるために、読み直し。
こんな喫茶店で読み始め。
米国哲学の伝統は、実利・実践・現実・実用・分析・実際。
ヨーロッパ大陸哲学のような観念的難解さはない。
著者から提示されるテーマにも難解さはない。
・平等
・労働と自由
・志願と徴兵
・所得と課税
・政治
・道徳
等々。
アリストテレス・カントなど、古い時代の哲学者の諸々の説の紹介がある。
また、現役哲学者の説の紹介がある。
それらを紹介しつつ、「正義」についての長い長い著述が続く。
そして、
善とは何か
正義とは何か
それへの、著者からの解答はない。
本夕、読了。
本書では、
4人が乗った救命ボート内での殺人と食人
経営難に至った企業への公的支援
ビル・ゲイツなど成功者への市民のねたみ
など、今まさに起きている事象についてもテーマとして掲げられる。
それへは、裁判の判決・政治決定・分析が示され、読者はいよいよもって現実の中で考える正義にうろたえることになる。
(注)
今年になって、直近の講義の様子が、やはりEテレで
『マイケル・サンデルの白熱教室 2022』
と題して放映されている。
2022年6月12日 (日)
いずれもタモを使うに至らず
昨日、KON-chan号を下架・係留。
その際、釣行を終えて帰ってきた艇の船長らから聞いたのは、
アッチは釣れるが、小さい。
ソッチはいない。
コッチはウネリで、釣りづらい。
来週の21日は夏至。
だから、今時期は日の出が早い。
今日のそれは、3時59分。
4時15分、出航。
初めに入ったのは、こんな風景の見える海域。
釣れるが小さいという、アッチの海域。
遠景は羊蹄山
羊蹄山の手前、昭和新山
左に有珠山
この狭い海域に、今シーズン、延べで何艇入ったンだろう。
500艇、いや600艇・・・
すでに釣り切られてしまったのか、私の誘いがまずいのか。
アタったのは、タモサイズのデカいアブラコが2尾。
ヒラメはアタらず(^^;
で、アッチの更にアッチへ。
今日の出竿は、こんな風景の見える海域。
誘導してくれたのは、画像の艇 Sea Dragon。
サンクス。
かの艇では82センチが掛かったと。
私の竿にも4枚掛かった。
しかし、アッチの海域で掛かったアブラコよりも弱い引き。
いずれもタモを使うに至らず。
どころか、内2枚は、40センチもない、船べりでのリリースサイズ(^^;
キープしたのは2枚。
50センチあるかないか。
2022年6月 8日 (水)
『古代中国の24時間』を読む
本著者は、中国古代史の研究者。
著者は、
中国古代史々料はそれほど多くなく、主要なものは
1500万字程度。
それは、本書(324ページ)100冊分くらいの
漢文に相当し、まともな研究者なら10年もかけれ
ば読み通せる。(注)
と書き、
そこに描かれている民の日常生活をおおまかにまとめ
て説明することは、歴史学の研究として許容されるべ
きことであるまいか。
と、言う。
更に、遺跡・遺体・木簡・竹簡などを含め、あたうかぎり最新の学説をフォローして本書を執筆した旨を表明する。
中国古代朝の大雑把な年表は以下。
私の頭の整理用。
BC2700ー2183三皇五帝
BC2183ー1751 夏
BC ー1050 殷
BC ー1111 商
BC - 770 西周
BC - 403 春秋
BC 403ー 221 戦国
BC ー 206 秦
BC ーAD 8 前漢
AD ー 25 新
AD ー 220 後漢
AD ー 265 三国(魏・呉・蜀)
以下、西晋・東晋・宋・隋・唐・元・明・清と続く。
本書でいう古代中国とは、いわゆる秦・漢時代のこと。
その説明を補足するために、それ以前の戦国 及び それ以後の三国時代についても触れられている。
中国におけるこの時代、日本は弥生時代。
こんな喫茶店で読み始め。
現代の官公庁・企業の高位役職者はよく働く。
ブツクサ文句を垂れタメ息をついているのは、しもじもの者たちばかり。
いや、逆かもしれない。
ブツクサ文句を垂れタメ息をついているような者は、高位役職者にはなれないだけのこと。
あァ、それはオイラのことか(^^;
ンな話は おいといて、古代中国の高級官吏もよく働いた。
最終決裁者の皇帝も同じ。
薄明から薄暮まで。
そんな彼らも酒を呑む。
当時の中国は、すでにアルコール度数3~5%の穀物酒・乳酒・ワインを醸造でき、後漢時代には それが10%にまで達していたという。
で、飲み食いする彼らには、強い酒と脂の乗った肉の過飲・過食が肥満・痛風・糖尿病の原因になると危険視する認識があったと。
中国医学三千年。
と、現代中国人が胸を張るだけのことはある。
が、庶民は1日2食だったが、皇帝・貴族らは1日3食から4食。
もっとも、庶民に ねたまれるということで、政治家の食事は質素だったようだ。
本夕、読了
現代中国人女性に、ワキ毛を処理する習慣はない(らしい)。
ところが、発掘された古代中国人女性のミイラにはワキ毛がないという。
古代中国女性は、ワキ毛を処理する習慣があったようだ。
また、現代中国人は家の中も靴履き生活だが、古代中国においては靴を脱いでいた。
トイレ。
今の中国のホテルやレストランや空港のトイレは、欧米・日本と同様。
しかし、かなり近代的オフィスの従業員トイレでも、水洗化こそされてはいても 個室化されていない いわゆるニーハオトイレが珍しくない。
かつ、しゃがんで用を足す便器。
古代中国では、腰掛式便座があったことが写真を付けて書かれている。
本書、それらこまごました古代中国人の24時間を説明するのに付けられた注記(出典)は大変に多い。
その数、891。
(注)
私も参加しての日本人と中国人による会議は何度か経験している。
その会議々事録、中国人の作るものは日本人の作るものの半分くらいの文字数になる。
漢字にはそれだけの力がある。
だから、
漢字で1500万字程度なら、日本語なら3000万字
著者が言う100冊分の漢文というのは邦文で200冊分
と読み替える必要がある。
2022年6月 5日 (日)
『光の量子コンピューター』を読む
第1章の 量子の不可思議な現象
から始まり、
第2章は 量子コンピューターは実現不可能か
そして、終章の
第6章は、実現へのカウントダウン
本書の『はじめに』で、著者は、量子力学や量子コンピューターの歴史について精通している者は、第1章と第2章は読み飛ばしていいと書く。
精通も何も、粗通どころか、私は全くの無知(^^;
しかし、著者は本書を読み進めるにあたって、こうも書いて私のような者を激励してくれる。
お願いだ。
量子という言葉に苦手意識をもたないでほしい。
理屈はどうであれ、「実際、こういうものだ」と受け入れる気持ちを
もつことから始めよう。
とりあえず、
粒子と波動の二重性
重ね合わせ
量子のもつれ
波束(はそく)の収縮
とは、〝こういうものだ〟と私は受け入れた(^^;
本書内で著者は、現行のコンピューターを古典コンピューターと呼ぶ。
こんな喫茶店で読み始め。
雨竜第一ダムを建設することで形成されたのが、面積が日本最大の人造湖の朱鞠内湖。
このダムからの水を引いて発電する雨竜発電所の常時出力は、17.5メガワット。
スペック上の最大出力で、51メガワット。
ところで、省エネ性能に優れているとの評価の高い〝富岳〟の消費電力が30メガワット。
〝富岳〟のひとつ前のモデルの〝京〟の消費電力が13メガワットだったから、〝富岳〟の後継モデルの消費電力は、雨竜発電所の最大出力を超えるに違いない。
量子コンピューターはその速さの桁違いさを言われるが、本質はそこではないと著者は言う。
著者の言う本質とは、エネルギー消費の少なさ。
理論上、量子コンピューターの排熱はゼロ。
ただし、量子を扱うことから、
絶対零度に近い極低温環境が必要
量子の二重性ゆえ、エラーチェックが難しい
その解決のために、著者が量子に選んだのは〝光〟。
本夕、読了。
上記は、量子とは〝こういうものだ〟と受け入れた上で書いたもの。
理解・納得できているわけでは全然ない(^^;
〝光〟を扱うので、著者の研究室の実験装置にあるのは多数のミラー。
ミラーの数だけ それを固定するマウントが必要。
そのマウントは米国企業から得ていたが、調整設定の維持が数時間しかもたない精密さ。
その会社が廃業する。
そこに手を挙げた国内企業の、ミラーマウント製作にかける思いが熱い。
今現在は、1週間は再調整せずにすむものになっているという。
回すことができ、かつ しっかり固定できるネジからの開発。
著者が、自分の20年の研究生活を振り返る。
やりたい実験、やるべき実験を果たすために行ってきたのは、
実験装置に関する技術開発が90%
実験結果の確認、検証が10%
だった、と。
やはり、道具・・・
が、刺さる針、切れないライン、よく曲がるロッド。
どころか、エンジン付きのボートに魚探まで使っても、我が竿にサカナは掛からない(^^;
本日、良ナギ、サカナの食いも良かった模様。
残念ながら野暮用できて、KON-chan号は沖に出られず。
2022年6月 4日 (土)
カラス頭とは言わない
釣行時、竿のほかに船に持ち込むのは、カゴ。
スーパーのレジカゴと同スペックのカゴで、釣り道具や船上食が入っている。
キャビンのドアを開け、ライフジャケットを着け終えてから、カゴをキャビン内に収容する。
その逆もある。
カゴをキャビン内に収容してから、ライフジャケットを着ける。
その短い時間に、カラスに船上食を盗られること2回。
更に、出港届を出すためにマリーナの建物に入っているすきに、入口外に置いていたカゴから船上食を盗られること1回。
今日。
マリーナ上下架クレーン下に到着後、マリーナスタッフにより、KON-chan号はヤードの定位置に移動。
その間ともう少しの時間、某艇船長らとヤードの片隅で駄ボラ吹き。
で、手を付けていなかった船上食をカラスに盗られた(^^;
サカナ釣りばかりしていると、バカになる。
バカを表現するのに、トリ頭とかニワトリ頭とかと言う。
カラス頭とは言わない。
私は、カラスに到底及ばない ただのバカ(^^;
良ナギ予報。
ただのバカの私が船長のKON-chan号、8時、出航。
今日の出竿は、こんな風景の見える海域。
昨日は、アッチの海域で竿を出し、スカ。
ンで、今日はコッチの海域へ。
予報は良ナギだったが、予報は予報。
西風強く、波も深い。
11時、沖上がり。
マリーナからの帰宅時、立ち寄ったのは私の定点観測地、イタンキの丘。
この丘にエゾカンゾウ(ニッコウキスゲ)の花の黄色が見えると、私の竿にヒラメが掛かる。
黄色は見えず。
長い長い前置きだった。
ボーズ(^^;
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