冬山を歩く 1
等圧線が縦に並び、冬の気圧配置。
空は明るいが北西の季節風が強く、我が小船では沖に出られない。
山へ。
登り:西尾根コース
下り:南尾根(夏道)コース
ペトトル川の源流をひとまたぎ。
登りに取り掛かる。
西尾根825メートルピークにて。
空は濃い青。
山を歩く者のみが知る色だ。
右奥に見えるのは、登別沖太平洋。
山頂近くで樹氷。
入山時の気温は1℃。
このあと、気温が上がり、高度を上げても気温は下がらず。
そのせいで、樹氷がゆるみ、風が吹くと音を立てて枝から崩れ落ちる。
室蘭岳山頂にて。
山頂寒暖計は、3℃。
この山頂標識が埋没するまで あと2メートル雪が積もる。
ここで、雪を溶かしコーヒーを淹れた。
アイゼンを持たずに上がってきた。
沢沿いを歩くつもりでいたが、南尾根から下りることにした。
山歩き時間3時間15分。
13962歩。
全給水量は、300CC
・Starbucks ハウスブレンド 2ドリップ
・グリコ ビスコ焼きショコラ 3個
コメント
木々に付いた雪と空の青が
とっても綺麗ですね。
むっ・・・ひょっとして
Pentax Blue てやつですかね!
投稿: ja8oxy | 2021年11月28日 (日) 17:59
ja8oxyさん、こんにちは
雪・雨のあと、晴れた山ではこんな青が見られますね。
雪でおおわれているので舞い上がるほこりもないし、今日は空気が乾いて透明でした。
700メートルから上の雪は、もう融けませんね。
2メートルは積もって、ササも山頂標識も全部埋もれます。
投稿: KON-chan | 2021年11月28日 (日) 18:52
そーなんですね。2メートルも積もっているんだ。
町から見ると、そんなに積もっているようには
見えませんけどね。
とにかく綺麗な写真ありがとう。
投稿: ja8oxy | 2021年11月29日 (月) 05:38
すごーい、青空に樹氷がキレイ!
私もいつか見に行ってみたいです。
投稿: めりー | 2021年11月29日 (月) 05:39
800メートルから上は世界が変わります。
雪の少ない室蘭ですが、やはり山は積もりますね。
樹氷の成長は風上に向かって。
空が青く、樹氷が右側からの日の光を反射していました
雪庇の成長は風下に向かって。
室蘭岳だと西尾根825メートルピークと山頂に雪庇が成長します。
825メートルピークの雪庇は緩斜面に向かっての成長なので踏み抜いても上がってこれますが、山頂はがけ側に向かっての成長。
ここを踏み抜いたら50メートルくらいは落ちそうです。
背の高さを超えるササがすっかり埋まるほど積もるので、雪山は大変に見通しのいい山となります。
この冬は何回この山を歩けるでしょう。
投稿: KON-chan | 2021年11月29日 (月) 07:36
めりーさん、こんにちは
融けた樹氷が静かな夜に再結氷すると、3から5センチくらいのストローほどの細いツララがたくさんできます。
屋根からのツララの下が細い円錐状と違い、円筒状。
風が吹くと、これがぶつかりあって、音を出します。
南尾根をちょっと下ったあたり。
これを聞けるは、冬の山を歩く者だけです。
もうじき、すべてが雪の下。
投稿: KON-chan | 2021年11月29日 (月) 07:38