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2021年9月 9日 (木)

『伊勢神宮と斎宮』を読む

伊勢神宮にまつられているのは、
 天照大神(あまてらすおおみかみ)
 豊受大神(とようけのおおみかみ)
この内、最高唯一神で皇祖神の天照大神に奉仕する皇女(天皇の娘)・内親王(天皇から見て2親等内の女子)・女王(天皇から見て3親等以遠の女子)が斎宮(さいくう:いつきのみや)。
なお、伊勢神宮の正式名所は、頭に地名を付けず、単に〝大神宮〟だが、本記事では〝伊勢神宮〟と記述する。

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こんな喫茶店で、読み始め。

昭和天皇以来、天皇の伊勢神宮参拝は恒例行事。
が、古代には天皇が伊勢神宮に直接参拝した例はない。
斎宮を常駐させることで天皇参拝の代替としていた。
だが、南北朝時代の始まり頃にはその歴史が途絶える。

天皇の名代として、現在は〝祭主〟がおかれていて、今々現在の〝祭主〟は〝元〟皇女の黒田清子。
もちろん常駐していない。

伊勢神宮と天皇家には、斎宮あるいは祭主を媒介とした濃い関係があるのだが、特に斎宮については つい最近まで まとまった研究はなかったようだ。
著者は、斎宮による天照大神への日々の奉仕(儀式)と伊勢神宮の経営(経済)を明かすことで、天皇の宗教的権威の源を整理する。

本夕、読了。

代々の中には神道より仏法を重んじた天皇もいたのだが、社殿を20年周期で建て替える神宮式年遷宮(じんぐうしきねんせんぐう)は現在まで続いている。
直近は2013(平成25)年の62回目。
この遷宮の際に出た廃木材を社殿の前に置いていた神社が室蘭市内にあった。
太い丸太だったが、遷宮に使う木材はすでに国内だけからは調達しきれないようだ。

神道用語・歴史用語が説明なしで使われたり、〝例〟に〝みてぐら〟とふりがなを付けてあったりと、本書、大変に読みづらい。
辞書を引くこと、またネットで検索すること120回。

まァ、たまには駄本から離れるのも健康的な頭の使い方だろう。

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コメント

おはようございます。
伊勢神宮の遷宮で出た廃木材を、室蘭まで運んできたのでしょうか?その木材は、その後どうしたんでしょうね。
日本の林業は後継者不足で逼迫していると、ちょうど昨日のテレビで言っていました(林業だけではないように思いますが)
後継者だけではなく、需要が高いでしょうから(みんな木の建物が大好き)木材そのものも不足してるのでは。山はソーラーだ何だで削られて、木を育てるスペースも減少しているような。なあんて、お先まっくらな考えに陥りました。
ところで伊勢神宮へ貴殿は参ったことがあるでしょうか。
私はニアミスで、目前を通過したことが数回。滅多に行けないんだからお参りしてくれば良かったのに、と今にして思います。
もう、数十年も昔の話しになっちゃいました。

投稿: めりー | 2021年9月10日 (金) 05:34

めりーさん、こんにちは

林業は40年、50年を単位とする長期間の事業ですからねェ。

遷宮の廃材は、中嶋神社においてありました。
私費で、室蘭まで運んできたんですね。
その後のことは、どうなったのか知りません。

以前、伊勢神宮の神職だった人が書いた本を読んでいます。
拙ブログに 『魚の文化史』を読む http://kon-chan.cocolog-nifty.com/konchans_logbook/2016/03/post-1254.html と記事にしていますが、これも、読み通すのに苦労しました。

多くの企業は神社を持っていますし、高層ビルの屋上にも鳥居があったり社(やしろ)があったりします。
日本には山岳信仰の歴史があります。
富士山頂にも、北海道だと利尻岳・アポイ岳山頂にも小さな社があります。
木製の神札だけなら、羊蹄山、尻別岳でも見ています。

乃木神社前に乃木坂があって、乃木坂46のグループ名はここにちなんでいるようです。
乃木坂46の香港公演は実現していますが、韓国公演はできてなかったのではないでしょうか。

紀伊半島は和歌山は白浜まで行ってますが、三重は鈴鹿まで。
この辺りを歩くなら、秋・冬ですね。
〝木守り〟のカキやミカンのダイダイ色が、いいんです。

投稿: KON-chan | 2021年9月10日 (金) 08:12

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