旭岳を歩く
北海道の山は低い。
最高峰で2291メートル、旭岳。
旭岳へ。
26日に冠雪した旭岳だが、その新雪はほとんど融けた。
高山チョウのアサヒヒョウモン。
まだ恋が成就してないチョウも。
2匹が空中で舞う。
あそこでもそこでも。
冬が来る前に、恋は成就するか・・・
2291メートル、旭岳山頂にて。
旭岳を背景にした紅葉・黄葉が報道される。
〝日本の秋はここから始まる〟
とか、
〝秋が駆け足で下ってきた〟
とかのキャプションを添えられて。
しかし、私が見た限りは、秋の色彩は旭岳より黒岳・赤岳・銀泉台に軍配が上がる。
10分間で490メートル高度を上げてくれるロープウェイを降りると、すでに森林限界の上。
だから、登山行程からは遠くに秋の色を見る。
画像は、ロープウェイゴンドラ内から見た秋の色。
山歩き時間、3時間40分。
15640歩。
全給水量は、
・300CC
コメント
旭岳でしたか、良い山になったでしょうか。
ロープウェイの影が黄色に映えますね。
紅葉の色彩は、いろいろな条件があって鮮やかになるそうですから、早い=綺麗なわけではないですけど、秋といえばサンマ!みたいな季節ものなんでしょうか。
お盆を過ぎた辺りから、チキウ岬周辺の丘の緑は元気がなくなり、
次に行くころには、だいぶ葉を落としているんでしょうねえ。
もう10月ですもん。
私も、秋サバを遊びに行きたいなあと思っています。
投稿: めりー | 2020年10月 1日 (木) 07:45
こんにちは。
過年、9月中旬に、会社の保養所に宿泊し、次の日朝一番に
出発して紅葉をみて来た事が有ります。
延々と歩き、目の前に現れた沼の周りの紅葉は素晴らしいの
一言でした。
歩ける内にもう一度。と思ってはおりますが・・・。
投稿: きーさん | 2020年10月 1日 (木) 08:47
めりーさん、こんにちは
毎年、旭岳の紅葉がTVニュースに流されます。
森林限界から上の旭岳は噴石・火山砂のアースカラーだけ。
そして噴煙。
そんな山を背景に紅葉を撮ると、ニュース映像向けの絵が得られるわけです。
'17年に、大雪高原温泉から入山し、緑岳を経由して白雲岳と歩きました。
その年の大雪山系は、20年に一度と言われたほどの鮮やかな色彩をまといました。
今年の発色は その年に比べればかなり見劣りするのですが、晴れてくれて気持ちのいい山歩きができました。
室蘭岳の西尾根コースのごく低いところ、水元沢コースの沢の左岸斜面と尾根から見る谷の斜面紅葉も、大雪山系に負けませんヨ。
里にも秋が下りてきました。
海も秋。
サバは大きいのは少ないですが、入れ食い。
沖で、ワァーワァー、キャーキャー言いながら竿を曲げましょう。
投稿: KON-chan | 2020年10月 1日 (木) 10:25
きーさん、こんにちは
ロープウェイで1600mまで行けますから、稼がなければならないのは残り700m。
ザレ場の斜面なので、滑って歩きづらいですが、きつい山ではありません。
むしろ、室蘭から登山口までのほうが難儀です。
山としては、旭岳より黒岳のほうがお勧めです。
山頂が1878m。
リフト降り場が1520m。
稼がなくてはならない標高は室蘭岳よりも少ないです。
が、高山植物が多く、山頂からの眺望もとてもいいです。
年齢を重ねると、山は逃げます。
今年登れた山も、来年は登れなくなります。
おっしゃる通り、歩ける内です。
歩きましょう。
投稿: KON-chan | 2020年10月 1日 (木) 10:28