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2020年9月

2020年9月30日 (水)

旭岳を歩く

北海道の山は低い。
最高峰で2291メートル、旭岳。
旭岳へ。

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26日に冠雪した旭岳だが、その新雪はほとんど融けた。

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高山チョウのアサヒヒョウモン。
まだ恋が成就してないチョウも。
2匹が空中で舞う。
あそこでもそこでも。
冬が来る前に、恋は成就するか・・・

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2291メートル、旭岳山頂にて。

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旭岳を背景にした紅葉・黄葉が報道される。
〝日本の秋はここから始まる〟
とか、
〝秋が駆け足で下ってきた〟
とかのキャプションを添えられて。

しかし、私が見た限りは、秋の色彩は旭岳より黒岳・赤岳・銀泉台に軍配が上がる。

10分間で490メートル高度を上げてくれるロープウェイを降りると、すでに森林限界の上。
だから、登山行程からは遠くに秋の色を見る。
画像は、ロープウェイゴンドラ内から見た秋の色。

山歩き時間、3時間40分。
15640歩。

全給水量は、
 ・300CC 
 
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2020年9月27日 (日)

私は子供

22日が秋分の日。
どんどん夜が長くなる。
大人の季節。

が、私は子供。
なので、昼間の遊び。
8時、出航。

ウネリは残っているものの、風穏やか。
防波堤を出て、まっすぐ。

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今日の出竿は、こんな風景の見える海域。

35メートルから沖は、ベイトの濃い反応。

手にしたのは、ウルトラライトのロッド。
付けているのは、16ポンドラインを巻いた1000番(SHIMANO規格)のリール。
ジグを放って、カウント20くらいで糸がふける。
サバの入れ食い。
それをイケスで生かしておくが、30尾目あたりからはキャッチアンドリリース。

我がウデを過信したのがマズかった。
16ポンドラインを続けて2回切られる。
船尾にサカナが走りラインをプロペラに絡ませたのが1回。
ジグの喪失、3個。
ジグを奪っていったのはフクラギ(ブリの幼魚)。

PE2号を巻いた4000番(SHIMANO規格)のリールを付けたトラウトロッドに持ち替え。
釣趣は大きく落ちる。
が、我がウデの未熟さを考えれば妥当なタックル。

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100尾はサバを掛けたと思うが、小さい。
首を折って持ち帰ったのは画像の分。

正午、沖上がり。

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2020年9月26日 (土)

『美意識の値段』を読む

室蘭市の日の出町にある卸売市場で毎朝行われているのが、青果・魚介の〝競り〟。
静内の軽種馬農協市場で行われているのは、サラブレッド1歳馬の〝競り〟。
サイバー空間のヤフオクで行われているのも〝競り〟、扱われているのは種々雑多・玉石混交。

演台をハンマーで叩いて〝競り〟の成立を告げるスタイルを採用しているのが、オークションハウス。

250年以上の伝統と品格を誇るオークションハウスが、クリスティーズとサザビーズ。

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こんな飯屋で読み始め。

本著者はクリスティーズのニューヨーク・ロンドンに長く勤務した人。
現在はクリスティーズジャパン社長。
専門は日本美術。
仕事はオークションに出品する作品を探し出し、鑑定し、査定し、売ること。

著書名は『美意識の値段』だが、要するに〝査定〟のこと。
〝アート〟に〝値〟を付けること。
〝値〟を付けるとは、〝値〟を貨幣価値に置き換えること。
コレを売るならナンボ、アレを買うならナンボ。

しかし、そもそも〝アート〟を貨幣価値に置き換えることはできないことだろう(と、私は思う)。
〝アート〟に限らず、〝値〟を貨幣価値で考えること自体、下品でイヤらしいこと(と、私は思う)。

著者は言う。
時代を経た〝アート〟も誕生したときは現代アート。
古いアートはただ時代を経ただけでなく、今においても現代的なのだと。
だから、それを所有しようとするヒトは、ほんのいっとき それを預かり次の歴史へと継続させていると。

本夕、読了。

クリスティーズでオークションにかかる出品物の、下は400ドル、上は4憶ドル。

クリスティーズは東京でもオークションを開催していたことがある。
バブル景気の頃。
その身の程知らずの 調子に乗った文字通りの〝泡〟景気が去った今、アートの世界は日本を相手にしていない。
クリスティーズのアジアでのオークション開催都市は、香港・シンガポール・バンコク。

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2020年9月21日 (月)

膨らんだのは妄想だけでなく・・・

好天。
5時50分、出航。

太陽をやや右に見ながらの航海しばし。

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今日の出竿は、こんな風景の見える海域。
イカ海域。

沖に押し出す風。
130メートルのベタ底に反応。

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夜通しのイカ付けを終えて帰港の途のSeaDragon艇と9時過ぎ 沖で会合。
この時点で、我が艇では30ハイばかりの水揚げ。
正午までには7、80ハイとなる勘定。
我が艇も、あの艇のようにイカを開き潮風に当てて帰ろう。

妄想が膨らむ。

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妄想だけでなく、ライフジャケットも膨らんだ(^^;
海面上まであげたイカの吹いた水の当たりどころが悪かった。
ボンベの水溶栓を直撃。

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30ハイまでは早かった。
が、9時以降は、イカがツノを抱かなくなる。
40ハイを数えたところで、竿を納めた。

11時、沖上がり。

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2020年9月20日 (日)

例によって例のごとし、オカに上がってから(^^;

直近最後に沖に出たのは、先月の22日。
ということで、ほぼ ひと月ぶりのサカナ釣り。
氷を20キロ搭載。
ドッサリ掛ける下心(^^;

6時出航。
防波堤を出て真っすぐ。
中層域にベイトの濃い反応。
しかし、鳥は騒がず。
と言うか、そもそも鳥がいない。
で、その海域をスルー後、やや南に舵を切った。

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今日の出竿は、こんな風景の見える海域。

ベタ底に、ベイトの反応が見える海域。
しかし、ここではダメ。
鳥がいなくとも、中層域にベイトの反応が見えた あそこの海域で竿を出すべきだった。
ンなことを知るのが、例によって例のごとし、オカに上がってから(^^;

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やァ、お久しぶり。
ゲストは本格派ジガーのKさん。

船頭の間抜けな案内海域でも、掛けてくれました(^^)

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2020年9月19日 (土)

『釣りの名著50冊』を読む

作家、芸能人、作曲家、政治家等、50人が書いた50冊の〝釣り〟に関わる本が紹介される。
いわゆる〝本の本〟。
シケが続いている秋の日に、釣り師(のつもり)が読むのにふさわしい本だろう。

最終ページに書かれた著者の言葉は、以下の三行。

人生の喜怒哀楽は時に1本のサオにも及ばない。
釣り人が味わう一投一打の悲喜劇は、それほど激しく強烈であると、私は思う。

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こんな飯屋で読み始め。

『古今東西の「水辺の哲学」を読み解く』が副題。
最終ページの著者の言葉も大ゲサだが、副題も何ともハァーいい気なもん、と言うか・・・
まァ、しかし、釣り師とは、そんな言葉を吐く人種だ。

アーネスト・ヘミングウェイの『老人と海』
アイザック・ウォルトンの『釣魚大全』
といった著名本もあれば、
桂歌丸の『岩魚の休日~ちょっとうるさい釣り行脚』
児玉誉士夫の『生ぐさ太公望』
なんてのも。

50冊には、
生活のための釣り
もあれば、
遊びのための釣り
もある。
無釣果で帰りヤケ酒をあおる釣り
もあれば、
戦災から逃れての疎開先で空腹を満たす釣り
もある。
家庭を壊す釣り
もあれば、
家庭を作る釣り
もある。

釣りの話。
相手はサカナだから、いずれにしてもそれほどドラマチックな話はない。

1本のサオにも及ばない人生の喜怒哀楽が、あろうはずがない。
水辺に哲学なんぞ、あろうはずがない。

ンなこと、釣り師は百も承知。
百も承知だが、
人生の喜怒哀楽を超える魚信得るため
水中に哲学を求め
釣り師は、竿を抱えて釣り場に向かう・・・

本夕、読了。

田中角栄逮捕時の法務大臣は、稲葉修。
その彼の著書『アユ釣り・海釣り』が紹介されている。

山形県の小河川でアユの友釣りに興じていた彼に、法務省刑事局長から緊急電が入る。
「今日中に、検察が田中角栄の逮捕状を裁判所に請求する。ついては、そのご許可を」
彼はその求めに許可を与え、そのことを閣僚にも党幹部にも伝えず、再び川に入ってアユ釣りを始める。
入れ掛かり。
同行5人で200尾掛けたと。

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2020年9月15日 (火)

船長、スィーツを作る(^^)

ローソンのBASCHEE(バスチー)は、バスク風チーズケーキ。
セブン・イレブンのBASQUE(バスク)はバスクチーズケーキ。

バスク(風)チーズケーキとは、表面を焦がしたチーズケーキのこと。

ビスケー湾の一番奥まったあたりが、東西に走るピレネー山脈の西端。
フランス・スペイン国境の西端にもあたる。
そのあたりが、バスク地方。

表面を焦がしたチーズケーキがバスク(風)チーズケーキだが、ローソンやセブン・イレブンで売られているのは熱源が上下だけにあるレンジで焼かれたものではないと思う。
周囲及び上面に焦げを作るためだけの熱源があるはず。
なぜ、そう思うのかというと・・・

Sweets
釣魚を三枚におろして、皮を引く
ジャムを作る
テンプラやフライを揚げる
土日の朝食の準備
以上が、義務化されている私の台所仕事。

そんな私が、バスク(風)チーズケーキを焼いてみた。
画像右が、その1/4カット。
最外周が盛り上がり、その部分だけが選択的に焦げて、焦げの均一化が進まない。

焼き上がったのは、一部バスク(風)チーズケーキ(^^;
左は同時に作ったプリン。

今宵、実食。
家人からは、好評価(^^)

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2020年9月14日 (月)

『愛国心を裏切られた天才』を読む

ブルゾンちえみは芸能界から身を引いたそうで。
そのブルゾンちえみの決めゼリフは、〝35億。 あと5000万〟。
〝35億〟とは、世界の人口の半数の男性数を表す。
〝あと5000万〟とは日本の人口の半数の男性数を表す。

世界人口の推移は、
1800年 10億人
1900年 20億人
1960年 30億人
1974年 40億人
1987年 50億人
1999年 60億人
最新の統計を見ると、世界の人口は77億を超えている。

人口の増加を支える穀物の生産は、肥料にかかっている。
肥料の3要素は、窒素・リン酸・カリ。
代表的な窒素肥料の硫酸アンモニウム(硫安:(NH)SO )は、アンモニアと硫酸から合成される。
さらにその前段階、窒素と水素からアンモニア(NH)を工業規模で合成する方法がハーバー・ボッシュ法。

本書の副題は『ノーベル賞科学者ハーバーの栄光と悲劇』。
ハーバー・ボッシュ法の発明者のフリッツ・ハーバー(1868年ー1934年)の生涯が、本書で語られる。

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こんな飯屋で読み始め。

第一次世界大戦は、1914年ー1918年。
敗戦国ドイツの人のハーバーのノーベル賞受賞は、大戦の終わった年の1918年。

ハーバーは1924年に来日するのだが、それを伝える東京朝日新聞の記事が掲載されている。
見出しは、〝毒ガスを発明したドイツの博士来る

1900年代初頭、アンモニア合成法の発明で祖国の農業生産量の拡大に貢献したハーバーは、第一次世界大戦においては、祖国の勝利のために毒ガス兵器の開発と実戦への投入法を指導している。
日本においては、新聞記事の見出しの通り、彼の知名度はアンモニア合成法の発明者としてより、西部戦線に用いられた毒ガスの発明者としてのほうが高かったくらい。
だから、ハーバーへノーベル賞が授与され、しかもその時期が大戦直後だったことに対し、当時、ノーベル財団へは国際的に批判の声が多く投げかけられたという。
しかし、科学に対するノーベル財団の中立性・客観性の純粋さはハーバーへのノーベル賞の授与で示されたともいえる。

ハーバーはユダヤ人。
同じくユダヤの同時代人のアインシュタインがコスモポリタンだったのに対し、ハーバーは極めて土着、内向きのヒト。
そのドイツ愛国のゆえから、ユダヤ教からプロテスタントに転向。
ハーバーは科学者として優秀だったことに加えて、管理者としても大変に優秀なヒトだったようだ。
平和時はドイツの工業力のため、戦争時はドイツの軍事力のため、その天才を発揮。
研究所の運営、テーマの遂行、課題の解決に寝食を忘れる。

でありながらも、彼は祖国を追われ、没地はスイス。

本夕、読了。

函館公園内の函館博物館近くに、フリッツ・ハーバーの叔父に当たるルードヴィッヒ・ハーバーの殉難碑があることを知るヒトは少ない。
ルードヴィッヒは維新間もない日本の駐函館領事補で、排外人思想を持つ旧秋田藩士に斬殺されている。
その没後50年祭にフリッツ・ハーバーが訪れて献花している。
毒ガスを発明したドイツの博士来る〟と報道された来日時のこと。

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2020年9月 8日 (火)

羊蹄山を歩く

以下は、昨日のこと。

体が汗をかきたがっている。
で、羊蹄山(1898メートル)へ。

利尻山(1721メートル)と羊蹄山。
稼がなければならない標高差はいずれもほぼ同じ。
1500メートル超。
1500メートルの高度差を日帰りで登って下りてくることを前提とする山は、北海道にはこの2山しかない。
羊蹄山を日帰りできたら、北海道の山ならどこでも歩けると思っていい。

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京極ルート。
この農道の突き当たりから登りに取り掛かる。

羊蹄山の中腹から上は雲。
日は背中から射す。

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1000メートルちょっとまで高度をあげたところで、雲の上に出た。

きつい日射。
加えて、風が穏やか。
汗が乾かず、暑い。

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昇り詰めて京極ピーク。(注)
1893メートルにて。

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山頂。
1898メートルにて。

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山頂から真南にレンズを向けると洞爺湖。
その向こうは噴火湾。
右のほうにわずかに水平線が見える。
雲が湧いてきた。

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山は、ヤマハハコの白、キキョウ・リンドウの紫。
画像は、オノエリンドウ。

山歩き時間、9時間40分。
23676歩。

全給水量は、
 ・1700CC

暑い日だった。
持って上がった水は2200CC。
熱中症予防のため、20分毎に、水を口に含んだ。

山頂直下にて、
 ・森永製菓 inゼリー 2パック

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(注)
ちょっと古い地図だと、羊蹄山の標高は189メートル。
京極ピークに一等三角点があり、そこが1892.7メートルなのが根拠。
深田久弥の『日本百名山』の記述も、189米となっている。

現在の地図では、ここから火口縁をわずかに時計回りした189メートル地点を羊蹄山々頂としている。

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2020年9月 5日 (土)

『精神科医は今日も、やりたい放題』を読む

著者は、内科医・漢方医。
毀誉褒貶の多いヒト。
というより、〝誉〟・〝褒〟は聞こえてこない。
聞こえてくるのは、〝毀〟・〝貶〟ばかりのヒト。

自身を、ヤクザ医師、キチガイ医師という。
『医者が教える、過激ながらも大切な話』が副題。

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こんな飯屋で読み始め。

気分が沈む、やる気がでないという状態。
それは誰にでも訪れる精神状態であり、〝病〟ではなく〝感覚〟。
しかし、精神科医は、それを〝うつ状態〟とは呼ばず、〝うつ病〟と診断する。
食欲がない。
それも誰にでも訪れる精神状態であり、〝病〟ではなく〝感覚〟。
しかし、精神科医は、それを〝食欲不振〟とは呼ばず、〝拒食症〟と診断する。

〝うつ〟が〝病〟なら、それは脳の疾患。
〝拒食〟が〝病〟なら、それも脳の疾患。
で、脳のどこのどのような疾患で、その原因は何なのかを言える者はいない。
精神病のすべては医学的、科学的には証明できない。

よって、精神〝病〟の診断は、精神科医の〝主観〟。

以上は、本著者の主張。

本夕、読了。

脳のどこのどのような疾患で、その原因は何なのかを言える者はいない。
だからと言って、〝病〟ではない、と断言していいものだろうか。
科学的な証明がない。
だからと言って、〝科学的な証明がない〟精神の不調の全てが、〝病〟ではない、と断言していいものだろうか。

今々現在は、〝分からない〟。
今々現在は、〝証明できない〟。
しかし、将来にわたって客観的な診断基準が見出だせないとは言えないだろう。
てな、私の言い方も証明なし(^^;

本著者なら、こう言うだろう。
あんた、そんな言い方は誰にでもできる。
あんたの言い分は、エビデンスのない、ただの主観。
と(^^;

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