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2020年8月13日 (木)

『ヤクザ式 心理戦に勝つ「ものの言い方」』を読む

本著者が居酒屋で飲んでいた時に見た風景。

入ってきたのが、一見して分かるヤクザ。
店主が、
「すみません、カンバンなんですが」
その男、
「そこの客、飲んでるじゃないか。この店は、何時までやっているんだ」
その後のやり取りは、
「11時です」
「過ぎてるじゃねェか」
「お客さんが残ってらしたもんで」
「客がいたら飲ませるってことだな」
「いえ、そういうわけじゃ・・・」
「てめェ。客を選り好みすんのか!」

以上、本書より。

Photo_20200811175301
こんな飯屋で読み始め。

上記のやり取りで、心理戦に勝ったヤクザの「ものの言い方」の重要伏線は、
〝この店は、何時までやっているんだ〟
それに対し、不用意に
〝11時です〟
と応じてしまったのが敗因。

反射神経だけの会話のやり取りでは、相手によってはエライ目にあうことがある。
本書が教えるのは、その逆。
相手に対し優位に立つ「ものの言い方」。
それが45パターン。

本夕、読了。

我が小さな町にも、夜になるとパトカーが張り付いていた場所があった・・・

以下は、私のことではないが。
某ゴルフ場で。

先にプレーする組に、球を打ち込んでしまった。
で、打ち込まれた組の一人が、手を挙げた。
右利きのゴルファーは、左手にグローブをつける。
わざわざ、その左手のグローブを取って、手を挙げた。
手のひらの形はグー・チョキ・パーのパー。
そのパー、小指が短い。
打ち込んだ先は、小指の短いヒトの組(^^;

500万円ってのは、いくらなんでも・・・
5万か・・・
小指が短い。
だからといって、4万5千円を持っていったら半殺しにされるだろう。
40万も同様だろう。

って、打ち込んだそのヒトが用意したのは50万。

ものを言わずして、ヤクザは心理戦に勝つ・・・

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